特許
J-GLOBAL ID:200903068009827330

プラント設備における蒸気圧力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-239784
公開番号(公開出願番号):特開平7-091602
出願日: 1993年09月27日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 ガスタービンからの排ガスにより排熱回収ボイラで生成される蒸気の圧力を自動的に調整し得るようにする。【構成】 検出された蒸気圧力Pと設定された蒸気圧力Poの差を採って蒸気圧力偏差ΔPを求め、求めた蒸気圧力偏差ΔPを比例積分して排ガス流量指令F3を求め、ガスタービン1から排出された排ガスの流量F1とバイパスされる排ガスの流量F2から排熱回収ボイラ2へ導入される排ガスの流量Fを求め、排ガス流量Fと排ガス流量指令F3の差を採って得られた排ガスの流量偏差ΔFを比例積分してダンパ開度指令V1を求め、ダンパ開度指令V1を直接ダンパ駆動装置11へ与えると共に信号変換器22で反転したうえダンパ開度指令V2としてダンパ駆動装置12へ与え排ガスダクト3及びバイパスダクト8に設置されているダンパ9,10の開度を調整する。
請求項(抜粋):
排ガス供給源1と排熱回収ボイラ2とを接続する排ガスダクト3に、少くとも排ガスの一部を排熱回収ボイラ2へ通さずに後工程へ送給し得るようにしたバイパスダクト8を接続し、前記排ガスダクト3のバイパスダクト8接続部よりも排ガス流れ方向下流側及びバイパスダクト8に夫々第1、第2のダンパ駆動装置11,12により個別に開閉される第1、第2のダンパ9,10を収納したプラント設備であって、排ガスダクト3の前記バイパスダクト8接続部よりも排ガス流れ方向上流側に接続され且つ前記排ガス供給源1から排出された排ガス7の流量F1を検出するための第1の流量検出器13と、前記バイパスダクト8に接続され且つバイパスダクト8を流通する排ガス15の流量F2を検出するための第2の流量検出器14と、第1、第2の流量検出器13,14で検出された排ガス流量F1,F2の差を採って排熱回収ボイラ2へ導入される排ガスの流量Fを求める第1の減算器16と、排熱回収ボイラ2で生成された蒸気6が流通する系路5に接続され且つ蒸気圧力Pを検出するための圧力検出器17と、該圧力検出器17で検出された蒸気圧力Pと設定された蒸気圧力Poの差を採って蒸気圧力偏差ΔPを求める第2の減算器18と、該第2の減算器18からの蒸気圧力偏差ΔPを処理して該蒸気圧力偏差ΔPを零にするために前記排熱回収ボイラ2へ導入する必要のある排ガスの流量指令F3を求める第1の調節器19と、前記第1の減算器16で求めた排熱回収ボイラ2へ導入される排ガスの流量Fと前記調節器19で求めた排ガスの流量指令F3の差を採り、排熱回収ボイラ2へ導入される排ガスの流量偏差ΔFを求める第3の減算器20と、該第3の減算器20で求められた流量偏差ΔFを処理して第1のダンパ9或いは第2のダンパ10のダンパ開度指令V1を求め、求めたダンパ開度指令V1を直接前記第1のダンパ駆動装置11或いは第2のダンパ駆動装置12へ与えると共にダンパ開度指令V1を信号変換器22で反転したうえ前記第2のダンパ駆動装置12或いは第1のダンパ駆動装置11へ与え得るようにした第2の調節器21を備えて成ることを特徴とするプラント設備における蒸気圧力制御装置。
IPC (2件):
F22B 35/00 ,  F22B 1/18

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