特許
J-GLOBAL ID:200903068009990266

カルマン渦流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-246652
公開番号(公開出願番号):特開平8-110252
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】カルマン渦流量計の実流量校正において校正流体の流量を流量校正ポイントの流量値に合わせ込まなくとも正確な流量補正結果が得られるようにして実流量校正試験の作業を簡素化する。【構成】カルマン渦流量計の伝送部2に、実流量校正試験において基準流量計で計測された流量校正ポイントにおける流量値と流量補正量の値とを書込み保持しておくEPROMを設け、リニア補正フラグが補正演算実施を指示する通常測定の場合には、流量検出部1の出力パルスを周波数・流量演算処理して得られる流量計測値を、EPROMが保持する流量値と流量補正量の値を用いて直線補間して補正値を演算して出力し、リニア補正フラグが補正演算非実施を指示する実流量校正試験の場合には、周波数・流量演算処理で得られた流量計測値をそのまま出力してEPROMに書き込む流量校正ポイントにおける流量値と流量補正量の値が得られるようにする。
請求項(抜粋):
カルマン渦センサを流量検出端とするカルマン渦流量検出部と、該流量検出部の出力パルス信号を計測して流量を求める演算と出力処理を行うマイクロコピュータと周辺デバイスで構成された伝送部とからなるカルマン渦流量計であって、前記伝送部に、流量計測値に対するリニア補正演算の実行非実行の切替えを示すリニア補正フラグと、実流量校正試験において基準流量計によって計測された流量校正ポイントにおける流量値と流量補正量の値と、を書き込んで保持しておくEPROMと、マイクロコピュータのRAMに設けられ、前記流量校正ポイントの流量値と流量補正量の値を用いて行う流量のリニア補正演算の工程で生成される計数値と仮数値を一時記憶しておく補正演算作業域と、を備え、前記伝送部が流量検出部の出力パルス信号を計測して流量を求める演算処理を行ったとき、リニア補正フラグがリニア補正演算を指示している場合には、流量検出部の出力パルスを周波数・流量演算処理して得られた流量計測値に対し、前記EPROMから読みだした流量校正ポイントの流量値と流量補正量の値を用いる直線補間によって補正値を演算して出力処理し、リニア補正フラグがリニア補正演算を指示していない場合には、流量検出部の出力パルスを周波数・流量演算処理して得られた流量計測値をそのまま出力処理するようにしたことを特徴とするカルマン渦流量計。
IPC (2件):
G01F 1/32 ,  G01F 25/00

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