特許
J-GLOBAL ID:200903068011156001
ポリイミド気体分離膜
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029091
公開番号(公開出願番号):特開平5-192552
出願日: 1992年01月21日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 ポリイミドを改良し、気体透過速度をほぼ維持しつつ気体選択率が向上した気体分離膜を提供する。【構成】 下記一般式(1)【化1】(但し、式中Xはジアミン由来の2価の有機基を示し、Yはカルボン酸二無水物由来の4価の有機基を示し、nは繰り返し数を表す1以上の整数である)で表され、かつ、上記Xの少なくとも5モル%以上がビスフェニルフルオレン類骨格を有する2価の有機基であり、しかも、上記X及び/又はYの少なくとも一部にカルボキシル基及び/又はスルホン酸基を有し、その0.5gを100mlのN-メチル-2-ピロリドンに溶解した溶液の30°Cにおけるインヘレント粘度が0.2g/dl以上である可溶性芳香族ポリイミドからなるポリイミド気体分離膜であり、この様に、ビスフェニルフルオレン骨格を有するポリイミドに、カルボキシル基、スルホン酸基を導入して疑似架橋効果を持たせることにより、ポリイミドの分子鎖間隙が最適化され、酸素窒素の選択率が向上する。
請求項(抜粋):
下記一般式(1)【化1】(但し、式中Xはジアミン由来の2価の有機基を示し、Yはカルボン酸二無水物由来の4価の有機基を示し、nは繰り返し数を表す1以上の整数である)で表され、かつ、上記Xの少なくとも5モル%以上が下記一般式(2)【化2】(但し、R1 、R2 、R3 及びR4 は-H、-CH3 、-C2 H5 、-F、-Cl又は-Brの何れかを示し、R5 及びR6 は-H、-SO3 H又は-COOHの何れかを示す)で表されるビスフェニルフルオレン類骨格を有する2価の有機基であり、しかも、上記X及び/又はYの少なくとも一部にカルボキシル基及び/又はスルホン酸基を有し、その0.5gを100mlのN-メチル-2-ピロリドンに溶解した溶液の30°Cにおけるインヘレント粘度が0.2g/dl以上である可溶性芳香族ポリイミドからなるポリイミド気体分離膜。
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