特許
J-GLOBAL ID:200903068016389527
燃焼制御系の温度制御方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-325308
公開番号(公開出願番号):特開平8-178551
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 焼成室の温度制御に際し、焼成物の形状や数量や置場所や物性など焼成室内の温度分布に影響を及ぼす不確定要素の影響を考慮した温度制御を実現する。【構成】 メモリ20に格納された経時パターンに基づいて指示される焼成室の目標温度M(k)は、第1の演算手段13において、焼成室1の温度を検出する焼成室温度検出器10の出力ti(t)を入力とする調整手段19の出力Δ(k)で補正されて補正目標温度M’(k)となり、第2の演算手段14は、この補正目標温度M’(k)と火炎温度検出器10-1が出力する焼成バーナであるヒータ16の火炎温度T1(k)の差ε(k)を算出してPIDコントローラ15に出力し、PIDコントローラ15は差ε(k)の絶対値が小さくなるようにヒータ16を制御する制御入力u(k)をヒータ16に出力し、ヒータ16は入力されたu(k)に基づいて燃焼して焼成室に熱を加える。
請求項(抜粋):
焼成室内に配置され焼成物が載置される棚と、焼成室に熱を供給するヒータと、該ヒータに供給される流体燃料量を調節する燃料調節弁と、焼成室内の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段の出力と予め設定された経時パターンで指示される目標温度の偏差を入力として前記燃料調節弁を制御するコントローラと、を含んでなる焼成炉における燃焼制御系の温度制御方法において、前記経時パターンで指示される目標温度を、前記温度検出手段の出力と前記経時パターンで指示される目標温度に基づいて算出された補正値で補正する第1の帰還ループと、前記ヒータ近傍の温度を検出し、この温度と前記補正された目標温度の偏差を算出し、算出された偏差を前記コントローラへの入力とする第2の帰還ループと、を設けたことを特徴とする燃焼制御系の温度制御方法。
IPC (2件):
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