特許
J-GLOBAL ID:200903068020862768

磁気ディスク装置のオフトラック補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-038973
公開番号(公開出願番号):特開平7-249276
出願日: 1994年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、予め、設定されたサーボ情報を用いて、磁気ヘッドの位置決めを行うクローズドループサーボ回路を備えた磁気ディスク装置に関し、セクタサーボ情報の設定によるフォーマット量の低下を招くことなく、且つ、シリンダサーボ情報の測定のし直しの為のシーク動作を行うことなく、高精度の位置決めを行う。【構成】 データ面の特定の領域にシリンダサーボ情報?Aを書き込み、且つ、データトラック内にも、一周につき、少なくとも、3つのセクタサーボ情報?Bを書き込んでおくことにより、該シリンダサーボ情報?Aに対する定期的な測定動作で、データヘッドの倒れと偏心を補正し、データトラック内のセクタサーボ情報?Bを用いて、前記データヘッドの倒れ,偏心と,熱等による変化量を実時間で補正する。
請求項(抜粋):
予め、磁気記録媒体上に設定された位置決め情報を用いて、データを読み書きするデータヘッド(10)を目的の位置に移動させる位置決め機構(25)を制御し、データヘッド(10)の移動, 又は、データトラックへの追従を行うクローズドループサーボ機構を備えた磁気ディスク装置において、複数の磁気ディスク面のうち、特定の一面をサーボ情報専用面とし、このサーボ情報 (?@) を用いて、サーボヘッド(20)を位置決めすることで、一体に組み上げられたデータヘッド(10)を目的のトラックに移動, 追従を行うサーボ面サーボ回路(20,21,22,23,24,25) に加えて、各データヘッド(10)の倒れ, 及び偏心を補正するための、各データ面のデータ領域以外の特定のトラックに書き込まれたシリンダサーボ情報 (?A) を基に、前記各データヘッド(10)の倒れと偏心を、定期的な測定動作によって測定して補正するシリンダサーボ回路(11,15,12,13,14)と、各データ面のデータ領域の各シリンダに、少なくとも、所定の数のセクタサーボ情報(?B)により、各データヘッド(10)の熱などによる変化量を補正するセクタサーボ回路(11,15,12a,13,14,26)を備えたことを特徴とする磁気ディスク装置のオフトラック補正回路。

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