特許
J-GLOBAL ID:200903068023807180

針状ころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-065988
公開番号(公開出願番号):特開平7-279952
出願日: 1994年04月04日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】オイルリークおよび回転トルクを共に抑制できるようにしながら、外輪の密封装置側の鍔部を無駄なく高精度に形成できるような構造とすること。【構成】外輪1の内部に複数の針状ころ2を保持させた保持器3と密封装置4とが軸方向隣り合わせに収納される針状ころ軸受10において、密封装置4のシールリップ422のたわみ強度を大きく設定するとともに、密封装置4の芯金41の形状を工夫して外輪1の薄肉の一方鍔部13の屈曲加工時に、該芯金41の形状にならわせて屈曲できるようにしている。
請求項(抜粋):
軸方向両端に径方向内向きの鍔部を有する円筒形の外輪の内周部位に、保持器およびその円周数箇所に回転自在に保持される複数の針状ころが非分離に収納されるとともに、外輪内で保持器と隣り合わせに密封装置が配設される針状ころ軸受であって、外輪の一方端部から一方鍔部にかけて薄肉に形成されているとともに、この外輪の内周面において薄肉部を除く範囲にころを保持した保持器が、また、薄肉部に密封装置がそれぞれ配設されており、密封装置が、芯金に弾性体を被着してなり、かつ、芯金が、外輪の薄肉部から一方鍔部の内径側に至る領域の内面に沿うような断面ほぼ逆L字形に形成され、弾性体が、芯金の軸方向に沿う円筒部の自由端面側にそれを延ばすように設けられかつ外輪の薄肉部に対して負のしめしろを持つように圧縮状態で嵌め合わされる筒部と、芯金の径方向に沿う環状板部の内周側に径方向中心側へ向けて幅狭となるように設けられかつ内周端縁が内挿軸に対してほぼ径方向から接触するとともにたわみ強度が大きく設定されるシールリップとを備えている、ことを特徴とする針状ころ軸受。
IPC (2件):
F16C 19/46 ,  F16C 33/78

前のページに戻る