特許
J-GLOBAL ID:200903068025373765
低密度多孔質架橋高分子材料を製造するための方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-505786
公開番号(公開出願番号):特表平9-503531
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】油中水タイプの高不連続相乳濁液を重合させることによって低密度多孔質架橋高分子材料を製造するための方法において、乳濁液中のモノマー類の硬化時間は、最初に、1種以上のモノマー類を賦活させることによって、ポリマーの性質に悪影響を及ぼすことなく、短縮することができる。モノマー類の全部または一部は、賦活開始剤の存在または遊離基生成放射線源によって、固体を形成するのに有効な時間の約5%〜約95%賦活される。ついで、賦活されたモノマー類、および、場合によっては、追加のモノマー類によって、油中水タイプの高不連続相乳濁液が形成され、賦活されたモノマー類は、他のモノマー類を含有する油中水タイプの高不連続相乳濁液に加えられる。賦活されたモノマー類を含有する乳濁液は硬化される。本方法は、揮発性モノマー類を多孔質高分子材料に配合するための改良法を提供する。1-位および/またはα-位で分岐したアルキルパーオキシカーボネートもしくはアルキルパーオキシカルボキシレート重合開始剤の存在で重合および架橋を行うことによって、硬化時間は、さらに、短縮される。
請求項(抜粋):
多孔質架橋高分子材料の製造方法であって、 (a) 水と電解質とを含む水性混合物を用意し; (b) 有効量の賦活開始剤の存在または遊離基生成放射線源によって、1種以上のビニルモノマー類を賦活させて、賦活されたモノマー成分の非賦活モノマーに対する粘度比が1.00より大きい、賦活されたモノマー成分を生成させ; (c) (i)工程(b)の賦活前の1種以上のビニルモノマー類、(ii)乳濁液形成工程(e)前の賦活されたモノマー成分、または、(i)および(ii)の両者に、1種以上の多官能性不飽和架橋モノマー類を加えて、賦活されたモノマー混合物を形成し; (d) 水性混合物、ビニルモノマー、賦活されたモノマー成分、賦活されたモノマー混合物、または、水性混合物、ビニルモノマー、賦活されたモノマー成分および賦活されたモノマー混合物のいずれかの組み合わせに界面活性剤を加え; (e) 乳濁液基準で少なくとも90重量%の不連続相としての水を有する油中水タイプの乳濁液を生成するために有効な条件下、混合容器内で、前記水性混合物および前記賦活されたモノマー混合物を合わせ、かつ、混合し; (f) 乳濁液を温度少なくとも約25°Cに加熱して、賦活されたモノマー類を重合および架橋する;各工程を含む方法。
IPC (3件):
C08F 2/22 MBL
, C08F 2/00 MAD
, C08J 9/28 CER
FI (3件):
C08F 2/22 MBL
, C08F 2/00 MAD
, C08J 9/28 CER
前のページに戻る