特許
J-GLOBAL ID:200903068028290569

マイクロ波マルチポート転送スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-528971
公開番号(公開出願番号):特表平9-512949
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】マイクロ波マルチポートスイッチ(25)は三つの動作位置と三つのRF通路(J3-J4、J2-J5、J1-J6)を備える。RF体(27)の中の六角形空胴(26)の角の近傍に六つの接触接続点(J1-J6)を設け、空胴中心(36)に共通接点(17)を設ける。六つのリード(15a-15f)が周辺部接点(J1-J6)の互いに近接するものと接触または接触はずれの状態で橋絡し六つのリード(19a-19f)が周辺の接続点(J1-J6)および共通接点(17)の間でこれらと接触または接触はずれの状態で橋絡する。リード(15a-15f)は、コイル駆動搖動子(80)の動きによって、中心柱部材(36)を含む三つの駆動機構(44)を通じて、物体(27)の上の三つのレベルに駆動される。機構(44)は放射方向に延びる重ね板ばね(35)と、中心柱部材(36)に緩やかにはめ合わされたアクチュエータ(50)と、搖動子(80a)によって可動であってアクチュエータ(50)を傾斜押し下げするピボット重ね板ばねとを含み、重ね板ばね(35)と固定誘電体柱部材(43)とがリード(15a-15f)から上向きに延びている。
請求項(抜粋):
マイクロ波マルチポート転送スイッチであって、 空胴と、 前記空胴内の中心接続点接点と、 前記空胴の周辺近傍に配置した少なくとも六つの導電性周辺部接続点の系列と、 前記空胴の周辺と各々がほぼ一直線上に並び前記周辺部接続点の近接対を橋絡するのに適合した少なくとも六つの導電性周辺部リードの第1の系列と、 前記中心接続点接点の上の位置から前記周辺部接続点の上の位置に放射方向にそれぞれ延びる少なくとも六つの導電性放射方向リードの第2の系列とを含み、前記第1および第2の系列の少なくとも12の前記リードを少なくとも三つの組に組分けし前記スイッチが少なくとも三つの動作モードに可動で少なくとも三つの個別のマイクロ波通路を任意の動作モードで前記三つの組の一つが開き他の少なくとも二つが閉じるように形成し、 前記導電性放射方向リード対が相互間で、前記中心接続点接点との間で、および前記周辺部接続点との間で直線状に整列され、 前記放射方向リード対の各々を接触させるとともに前記周辺部リードの一対を同時に接触させ、前記放射方向リードの前記対および前記周辺部リードが同時に押し下げられて二つの相対する周辺部接続点の間の放射方向の電気的接続および二つの相対する近接周辺部接続点対の各々の周辺方向の電気的接続を形成するようにする複数のスイッチ駆動機構をさらに含むマイクロ波マルチポート転送スイッチ。

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