特許
J-GLOBAL ID:200903068029682339
カラー画像読取装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-213064
公開番号(公開出願番号):特開平10-042101
出願日: 1996年07月23日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【目的】 ビームスプリッタにより白色光をBGRの3原色光に色分解するカラー画像読取装置において、ビームスプリッタのダイクロイックミラー同士の間およびダイクロイックミラーと反射ミラーの間に所定の波長カットフィルタを設けることにより多重反射光等の不要な反射光の発生を防止して、混色やフレア、ゴーストのない良好なカラー画像を得る。【構成】 ビームスプリッタ7を、白色光のB成分を反射する第1のダイクロイックミラー21と、イエローフィルタ22(500nm以下をカット)と、G成分を反射する第2のダイクロイックミラー23と、オレンジフィルタ24(580nm以下をカット)と、全反射ミラー25とを積層することにより構成する。イエローフィルタ22により、混色や多重反射光の原因となるB光成分、およびG光成分のうちB光成分の波長域の近い波長域の部分が吸収され、多重反射による混色やフレア、ゴーストの発生が防止される。
請求項(抜粋):
光源と、該光源により照明された原稿からの反射光もしくは透過光を集光させる結像光学系と、複数の一次元受光素子列を並列して形成した受光手段と、前記反射光を少なくとも第1および第2の色光に色分解して該各色光を前記受光手段の対応する素子列にそれぞれ分離して集光させるものであって、ダイクロイックミラー同士もしくはダイクロイックミラーと反射ミラーとが光学フィルタを介して互いに積層されてなる色分解手段とを備えたカラー画像読取装置において、前記光学フィルタが、前記第1の色光、および前記第2の色光における該第1の色光の波長成分に近い波長成分をそれぞれ略カットする特性を有する波長カットフィルタからなることを特徴とするカラー画像読取装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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