特許
J-GLOBAL ID:200903068036372442
圧電モータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-094397
公開番号(公開出願番号):特開平8-275558
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 圧電素子を使用して大きなトルクが発生でき、速度の制御が容易でモータの寿命を長くできる圧電モータを提供すること。【構成】 保持部31上に厚み方向に変位する圧電素子Aとすべり方向に変位する圧電素子Bを重ねて、その上に駆動片32を固着して駆動部3を構成する。駆動部3を弾性押圧機構部によってロータ面に押圧し、圧電素子A、Bを同一周波数で位相をずらした高周波電圧で励振する。この励振によりロータを押圧する方向とロータを回転させる方向の2方向の面内で、駆動片32は楕円運動を行う。駆動片32が圧電素子Aによりロータ接触面を強く押圧した区間で圧電素子Bが変位する方向にロータを駆動し回転させる。圧電素子A、Bを励振する一方の高周波電圧の位相を反転させることによってロータの移動方向を制御し、圧電素子Bを励振する電圧の大きさによってロータの回転速度を制御する。
請求項(抜粋):
移動部を摩擦力で駆動する方式のモータにおいて、移動部と接触する駆動片と該駆動片と移動部との間の接触圧を制御する第1の圧電素子及び上記駆動片を移動部の移動方向に変位させる第2の圧電素子を保持する保持部とを有する駆動部と、該駆動部を移動部に押し付ける弾性押圧機構部と、上記第1、第2の圧電素子を同一周波数で位相の異なる高周波電圧で励振させる駆動制御手段とを備え、移動部と上記駆動体間の接触圧を変化させて、接触圧が高い期間に上記第2の圧電素子の変位により移動部を移動させる圧電モータ。
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