特許
J-GLOBAL ID:200903068039714352
都市ごみ焼却灰溶融スラグの製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-335650
公開番号(公開出願番号):特開平6-154726
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 トータル鉄含有量が極めて低くNa2OおよびK2O を所望量含有する都市ごみ焼却灰溶融スラグを得る。【構成】 炉2の高さ方向中間部の炉壁に出滓口7を設ける。炉内に都市ごみ焼却灰を投入する。塩基度調整剤は投入しない。炉内の焼却灰層内に電極を挿入し、焼却灰を溶融して溶融スラグ層5および溶融メタル層6を形成する。次いで、溶融スラグ層5内に電極3の先端を挿入し、焼却灰を溶融するとともに、溶融スラグ層5と出滓口7の高さを一致せしめ、湯面と出滓口7との高低差によるヘッド圧により出滓口7から溶融スラグを排出し、そして回収する。【効果】 溶融スラグを、溶融メタルと分離して且つ塩基度調整剤を使用しないで回収でき、トータル鉄含有量が1wt.%以下で且つNa2OおよびK2O の合計の含有量が7から15wt.%の範囲内のスラグが得られる。
請求項(抜粋):
溶融炉の高さ方向中間部の炉壁に出滓口を設け、前記溶融炉内に、塩基度調整剤を投入しないで都市ごみ焼却灰を投入し、投入された焼却灰層内に電極を挿入し、前記焼却灰を溶融して溶融スラグ層および溶融メタル層を形成し、次いで、前記電極の先端部を前記溶融スラグ層内に位置せしめ、前記焼却灰を溶融するとともに、前記溶融スラグ層の高さを前記出滓口の高さと一致せしめ、前記出滓口から溶融スラグを排出し回収することを特徴とするトータル鉄含有量が1wt.%以下で且つNa2OおよびK2O の合計の含有量が7から15wt.%の範囲内の都市ごみ焼却灰溶融スラグの製造方法。
IPC (4件):
B09B 3/00 303
, B09B 3/00 ZAB
, C04B 5/06
, F27D 15/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開昭55-114383
-
特開昭51-116103
前のページに戻る