特許
J-GLOBAL ID:200903068042871035

ヒートポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富澤 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-146829
公開番号(公開出願番号):特開2002-340434
出願日: 2001年05月16日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 成績係数の低下を防止するとともに、エンジンの回転数の制御と電動水三方弁の開度及び液流量調整弁の開度の制御とを安定して行うことができるヒートポンプを提供すること。【解決手段】 電動水三方弁液の開度及び液流量調節弁の開度の制御で基準となる冷媒目標温度ETから2°C引いた値は(S205参照)、エンジンの回転数の制御で使用する冷媒目標温度ET(S213参照)よりも2°C低く設定される。従って、各制御の定常時において、エンジンの回転数が最低でないときは、電動水三方弁の開度及び液流量調節弁の開度が全閉となり、逆に、電動水三方弁の開度及び液流量調節弁の開度が開いているときは、エンジンの回転数が最低となる。これにより、冷房運転時の冷凍サイクルの蒸発工程の不足分を補う際は、エンジンの回転数を最低にすることが熱交換器で補うことよりも優先される。
請求項(抜粋):
駆動源であるエンジンの排熱を回収するための冷却水回路と、冷凍サイクルにより冷房・暖房を行うための冷媒回路と、前記冷媒回路の冷媒を低温流体とするとともに前記冷却水回路のエンジン冷却水を高温流体とする熱交換器と、前記熱交換器に向かう前記冷媒の流量をコントロールする液流量調節弁と、前記熱交換器に向かう前記エンジン冷却水の流量をコントロールする電動水三方弁と、を有し、前記冷媒回路の冷媒目標温度に基づいて前記エンジンの回転数を制御することにより前記冷媒回路の冷媒循環量をコントロールするとともに、前記冷媒回路の冷媒目標温度に基づいて前記電動水三方弁の開度及び前記液流量調節弁の開度を制御することにより前記冷凍サイクルの蒸発工程の不足分を前記熱交換器で補うヒートポンプにおいて、前記電動水三方弁の開度及び前記液流量調節弁の開度の制御と前記エンジンの回転数の制御とを独立して行うとともに、前記電動水三方弁の開度及び前記液流量調節弁の開度の制御で使用する冷媒目標温度を前記エンジンの回転数の制御で使用する冷媒目標温度よりも低く設定したこと、を特徴とするヒートポンプ。
IPC (2件):
F25B 27/02 ,  F24F 5/00
FI (2件):
F25B 27/02 F ,  F24F 5/00 X

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