特許
J-GLOBAL ID:200903068043573615
移動通信機とそのバッテリセービング方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241889
公開番号(公開出願番号):特開平10-093495
出願日: 1996年09月12日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】周波数変換器の駆動開始時における局部発振器の出力変動の影響を除去し、かつ増幅器における無駄な電力消費を極力抑え効果的にバッテリーセービングを行うことが可能な移動通信機とそのバッテリセービング方法を提供する。【解決手段】本発明の移動通信機は、電源ライン61と局部発振器14、周波数変換器131,151、受信用の増幅器133,132、および送信電力増幅器152との間にスイッチSW1〜SW5を設け、これらのオン・オフタイミングを制御することで、送信時にはまず局部発振器14を駆動し、次に周波数変換器151を駆動し、次に送信電力増幅器152を駆動し、これらの立上がり後に送信信号を入力する。一方、受信時にはまず局部発振器14を駆動し、次に周波数変換器131を駆動し、次に受信用の増幅器133,132を駆動し、これらの立上がり後に受信信号を入力するものとした。
請求項(抜粋):
局部発振器、周波数変換器および送信電力増幅器を少なくとも備えた無線部と、この無線部の動作に必要な電力を生成する電源部とを備え、予め割り当てられた送信期間に、変調された送信信号を前記局部発振器から発生された送信局部発振信号と前記周波数変換器で混合して無線周波信号に周波数変換しさらに前記送信電力増幅器で増幅したのちバースト送信する移動通信機において、前記電源部と、前記局部発振器、周波数変換器および送信電力増幅器との間の電力供給路にそれぞれ個別に介挿された第1、第2および第3のスイッチと、前記送信期間の開始時点よりも所定時間だけ前に前記第1のスイッチを導通させて前記局部発振器への給電を開始させる第1の給電制御手段と、この第1の給電制御手段による前記局部発振器への給電開始後で、かつ前記送信期間の開始時点よりも前記周波数変換器の動作開始に起因する前記局部発振器の出力変動の収束時間以上前に、前記第2のスイッチを導通させて前記周波数変換器への給電を開始させる第2の給電制御手段と、この第2の給電制御手段による前記周波数変換器への給電開始後で、かつ前記送信期間の開始時点よりも前記送信電力増幅器の立上がり時間以上前に、前記第3のスイッチを導通させて前記送信電力増幅器への給電を開始させる第3の給電制御手段とを具備したことを特徴とする移動通信機。
IPC (2件):
H04B 7/26
, H02J 7/00 302
FI (2件):
H04B 7/26 X
, H02J 7/00 302 D
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