特許
J-GLOBAL ID:200903068044965290

木材・プラスチック複合材の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 良博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-180536
公開番号(公開出願番号):特開平9-011205
出願日: 1995年06月26日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】触媒加熱により重合性樹脂液を重合硬化させ木材とプラスチックとの複合化を図る場合、重合硬化の際に硬化温度が発熱作用により200°C近辺にまで上昇し、木質材内部に割れ等を引き起こす。これを、低樹脂含浸性で低コストを実現しつつ、防止する。併わせて、手すりの使用が屋内から水や雨に濡れたりする浴室、屋外にまで拡大してきているので、耐湿性、耐候性を改良することを目的とする。【構成】木質材に重合性樹脂液を注入し、加熱重合硬化により木材とプラスチックとが複合化された木材・プラスチック複合材を得る際に、重合性樹脂液中の重合性樹脂モノマー分に対する溶剤の添加比率を9:1〜5:5とする。【効果】加熱重合硬化の際の硬化温度を低下させ、発熱を抑制でき、低樹脂含浸性で低コストのものができ、耐湿性、耐候性を改良し、木製の手すりの使用を屋内から水や雨に濡れたりする浴室、屋外にまで拡大できる。
請求項(抜粋):
木質材に、重合開始剤と重合性モノマー、オリゴマーおよび/またはプレポリマー(以下、重合性樹脂モノマーという)および溶剤を含有ししてなる重合性樹脂液を注入し、加熱重合硬化により木材とプラスチックとが複合化された木材・プラスチック複合材を得る木材・プラスチック複合材の製法において、当該重合性樹脂液中の重合性樹脂モノマー分に対する溶剤の添加比率を重合性樹脂モノマー分:溶剤=9:1〜5:5とし、加熱重合硬化の際の硬化温度を低下させ、発熱を抑制し加熱重合硬化させることを特徴とする耐湿耐候性で低樹脂含浸性の木材・プラスチック複合材の製法。
IPC (3件):
B27K 3/15 ,  B27M 3/12 ,  B32B 27/04
FI (3件):
B27K 3/15 Z ,  B27M 3/12 ,  B32B 27/04 Z

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