特許
J-GLOBAL ID:200903068045439851

リアルタイムタスク制御装置、リアルタイムタスク制御方法、プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-334024
公開番号(公開出願番号):特開2004-171142
出願日: 2002年11月18日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】適切なQoS制御ができるリアルタイムタスク制御装置を提供する。【解決手段】タスクのスケジューリングが終わると判定ポイントまでの実行可能処理量を見積もる(S140)。また既に起動していて実行状態が分かっている部分に関する処理量の見積もりと、予測される処理量の見積もりを行い、これを足し合わせることで実行必要処理量を見積もる(S150)。判定ポイントまでの実行可能処理量と実行必要処理量を比較し(S160)、実行可能処理量が実行必要処理量を上回ればタスクはデッドラインまでに実行可能であると判定し、逆に実行必要処理量が実行可能処理量を上回ればデッドラインまでに実行できないと判定をする。これを判定ポイントの数だけ繰り返し行いデッドラインまでに実行できないタスクが存在すると判定された場合は、重要性の低いタスクを間引くQoS制御を行う(S200)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
タスクの制御情報を記憶するタスク制御情報記憶手段と、 前記タスク制御情報記憶手段に記憶されたタスク制御情報を用いてタスクの実行順序を制御するタスクスケジューリング手段と、 前記タスクスケジューリング手段によるスケジューリング結果に基づいて実行するタスクの切り替えを行うことでタスクの実行を制御するタスク制御手段と、 全てのタスクが終了予定時刻であるデッドラインまでに実行を完了できない場合に、負荷量を調整しサービスの品質を制御するQoS制御を行うQoS制御手段と を備えるリアルタイムタスク制御装置において、 前記タスク制御情報記憶手段に記憶されたタスク制御情報を用いて、判定対象のタスクのデッドラインである判定ポイントまでの起動しているタスクと起動が予測されるタスクの実行必要処理量を見積もる実行必要処理量見積手段と、 前記タスク制御情報記憶手段に記憶されたタスク制御情報を用いて、判定ポイントまでの実行可能処理量を見積もる実行可能処理量見積手段と、 前記実行必要処理量見積手段で見積もった実行必要処理量と、前記実行可能処理量見積手段で見積もった実行可能処理量を比較し、実行可能処理量が実行必要処理量を上回ればタスクはデッドラインまでに実行可能であると判定し、逆に実行必要処理量が実行可能処理量を上回ればデッドラインまでに実行できないと判定をする処理量比較手段と を備え、 前記QoS制御手段は、前記処理量比較手段の判定結果を用いて前記QoS制御を行うこと を特徴とするリアルタイムタスク制御装置。
IPC (1件):
G06F9/46
FI (2件):
G06F9/46 340B ,  G06F9/46 340E
Fターム (5件):
5B098GA02 ,  5B098GA04 ,  5B098GC05 ,  5B098GC09 ,  5B098GC10
引用特許:
審査官引用 (3件)

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