特許
J-GLOBAL ID:200903068060316758

ステッピングモータ駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-355138
公開番号(公開出願番号):特開2000-184791
出願日: 1998年12月14日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】脱調を防止しつつ高速駆動が可能なステッピングモータ駆動回路を提供すること。【解決手段】ステッピングモータの駆動時において、両スイッチング素子TR1、TR2を遮断すると、励磁コイル3に蓄積された磁気エネルギーによる電流が、第2のダイオードD2、コンデンサC、直流電源の他端、第3のダイオードD3、励磁コイル3、第2のダイオードD2と流れ、コンデンサCに蓄電される。両スイッチング素子TR1、TR2を導通すると、両スイッチング素子を通じて直流電源及びコンデンサCの両方から並列に励磁コイル3に通電されるので、通電が急速となる。起動初期時に駆動パルス電圧のクロック周波数を低下させる。これにより、起動初期には、コンデンサCの蓄電電力の助勢がなくても、励磁コイル3に通電する電流を最終的に十分なレベルまで増加することができるとともに、励磁コイルに十分な磁気エネルギーを蓄積できるので、この磁気エネルギーを次回の通電助勢のためにコンデンサに蓄電することができ、その結果として、脱調を防止することができる。
請求項(抜粋):
一主端がステッピングモータの励磁コイルの一端に接続される第1のスイッチング素子、前記第1のスイッチング素子の他主端と直流電源の一端とを接続する第1のダイオード、一主端が前記励磁コイルの他端に、他主端が前記直流電源の他端に接続される第2のスイッチング素子、一端が前記直流電源の他端に、他端が前記第1のスイッチング素子の前記他主端に接続されるコンデンサ、一端が前記励磁コイルの前記他端に、他端が前記コンデンサの他端に接続される第2のダイオード、及び、一端が前記励磁コイルの前記一端に、他端が前記直流電源の他端に接続される第3のダイオード、を有し、前記両スイッチング素子の遮断時に前記励磁コイルの磁気エネルギーを前記コンデンサに蓄電し、前記両スイッチング素子の導通時に前記コンデンサの蓄電電力を前記励磁コイルに通電するコイル励磁回路と、前記スイッチング素子に駆動パルス電圧を印加するとともに、前記ステッピングモータの起動初期時に前記駆動パルス電圧のクロック周波数を低下させる駆動パルス発生手段と、を備えることを特徴とするステッピングモータ駆動回路。
IPC (2件):
H02P 8/16 ,  H02P 8/38
FI (2件):
H02P 8/00 G ,  H02P 8/00 R
Fターム (11件):
5H580BB06 ,  5H580CA12 ,  5H580CB03 ,  5H580EE02 ,  5H580FA13 ,  5H580FA14 ,  5H580FA22 ,  5H580FA24 ,  5H580FB03 ,  5H580FC04 ,  5H580JJ02
引用特許:
審査官引用 (10件)
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