特許
J-GLOBAL ID:200903068067376870

積層型LCフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下市 努
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013166
公開番号(公開出願番号):特開平6-232004
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 インダクタンスの低下を防止しながら、部品の大型化,及びコストの上昇を回避でき、さらには広範囲の周波数帯域にわたってノイズを除去できる積層型LCフィルタを提供する。【構成】 コイル用基板2a,2c,2e,2g,2i上面にS字状のコイル用電極3a〜3eを交互に略線対称をなすよう形成するとともに、該各コイル用電極3a〜3eの端部7b〜7i同士をスルーホール電極8a〜8hを介して接続し、各コイル用電極3a〜3eの中央部9a〜9eを基板2a〜2iを挟んで対向するよう交差させてインダクタ素子部を形成する。また、上記各コイル用電極3a〜3eの中央部9a〜9eの間に上記コンデンサ電極4a〜4dが形成されたコンデンサ用基板2b,2d,2f,2hを挿入し、該コンデンサ電極4a〜4dと基板を挟んで対向する上記コイル用電極3a〜3eの中央部9a〜9eとでコンデンサ素子部を形成する。
請求項(抜粋):
コイル用電極,コンデンサ用電極がそれぞれ形成された同一材料からなるコイル用基板とコンデンサ用基板とを交互に積層して一体焼結してなり、上記各電極,基板の透磁率,誘電率を利用してインダクタ素子部及びコンデンサ素子部を構成した積層型LCフィルタであって、上記各コイル用電極を交互に略線対称をなすよう形成するとともに、各コイル用基板を各コイル用電極の一部が該コイル用基板を挟んで交差状に対向するよう重ね合わせ、該各コイル用電極の一端を一側にて重ね合わされたコイル用電極の一端に、他端を他側にて重ね合わされたコイル用電極の一端にそれぞれスルーホールを介して接続してインダクタ素子部を形成し、上記各コイル用基板をコンデンサ電極がコイル用電極の対向部の間に位置するよう挿入配置し、該コンデンサ用電極と上記コンデンサ用基板又はコンデンサ用基板を挟んで対向するコイル用電極とでコンデンサ素子部を形成したことを特徴とする積層型LCフィルタ。
IPC (4件):
H01G 4/40 321 ,  H01F 15/00 ,  H01F 17/00 ,  H03H 7/075
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 椅 子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-269398   出願人:株式会社コムラ製作所
  • 特開平3-225905

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