特許

J-GLOBAL ID：200903068070091819

電気化学デバイス

発明者： 本村 勇人
出願人/特許権者： ソニー株式会社
代理人 (1件)： 藤島 洋一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-030437
公開番号（公開出願番号）：特開2005-222836
出願日： 2004年02月06日
公開日（公表日）： 2005年08月18日
要約：

【課題】 電解質膜と電極との接着性を高め、特性を向上させることができる電気化学デバイスを提供する。【解決手段】 電解質膜11を介して燃料電極12と酸素電極13とが対向配置されている。電解質膜11は、単位構造中にヒドロキシ基を有する高分子化合物、例えばポリビニルアルコールと、スルホン酸基を有する架橋剤とが反応することにより形成された架橋性高分子化合物を含んでいる。電解質膜11は、ポリビニルアルコールよりなる原料膜を燃料電極12と酸素電極13との間に挟んだのち、ポリビニルアルコールと架橋剤とを反応させることにより形成される。これにより、電解質膜11の燃料電極12および酸素電極13に対する接着性が向上する。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

電解質膜を介して一対の電極が対向配置され、前記電解質膜は、単位構造中にヒドロキシ基を有する高分子化合物と、プロトン性解離基を有する架橋剤とが反応することにより形成された架橋性高分子化合物を含む電気化学デバイスであって、 前記電解質膜は、前記一対の電極の間に前記高分子化合物を含む原料膜を挟んだのち、前記高分子化合物と前記架橋剤とを反応させることにより形成されたことを特徴とする電気化学デバイス。

IPC (2件)：

H01M8/02 ,  H01M8/10

FI (3件)：

H01M8/02 E ,  H01M8/02 P ,  H01M8/10

Fターム (5件)：

5H026AA06 ,  5H026BB10 ,  5H026CX04 ,  5H026EE18 ,  5H026HH03

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 固体高分子電解質型燃料電池およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-047075   出願人：富士電機株式会社
• スルホン基含有ポリビニルアルコール、固体高分子電解質、高分子複合膜、その製造方法、および電極
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-268736   出願人：本田技研工業株式会社