特許
J-GLOBAL ID:200903068078027575

制御型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-188414
公開番号(公開出願番号):特開平6-033987
出願日: 1992年07月15日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 所定の次数の振動を吸収する防振装置を提供すること。【構成】 パルスセンサ54でエンジンの爆発パルスを検出し、補正正弦波発生器58で爆発パルスと同一周波数の正弦波を発生させる。発生した正弦波の位相を位相調整器70で調整して増幅器72で増幅し、受圧液室45に面した振動板24の振動波形が補正正弦波発生器58で発生させた正弦波と同位相となるよう電磁石50を駆動する。ゲインコントローラ74は車体16に取付られた振動センサ60の振動検出信号を受け、車体の振動振幅を零とするように増幅器72のゲインを調整する。これによって、エンジンの爆発によって生じる振動に応じて、振動板24が受圧液室45の圧力上昇を抑えるように振動して防振装置本体10の動ばね定数の上昇を抑えることができる。
請求項(抜粋):
振動発生部及び振動受部の一方に連結される第1の部材と、振動発生部及び振動受部の他方に連結される第2の部材と、前記第1の部材と前記第2の部材との間に設けられる弾性体と、前記弾性体を隔壁の一部として振動発生時に拡縮する受圧液室と、前記受圧液室に制限通路を介して連結される副液室と、前記受圧液室の隔壁の他の一部を構成し振動可能に支持された振動部材と、前記振動部材を振動させるための加振力を発生する電磁アクチュエータと、振動発生部の所定の次数の波形の周波数と同一周波数の振動波形を生成する生成手段と、振動受部の振動の振幅を検出する振動検出センサと、前記生成手段によって生成された振動波形と前記振動部材の振動波形とが同期するように振動波形の位相を調整すると共に振動受部の振動の振幅が小となるように前記生成手段で生成された振動波形の振幅を調整し前記アクチュエータを駆動する制御手段と、を備えたことを特徴とする制御型防振装置。
IPC (4件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/00 ,  G05D 19/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-001829
  • 特開昭59-001829

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