特許
J-GLOBAL ID:200903068079072701

棒状化粧料繰出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213411
公開番号(公開出願番号):特開平9-056461
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 横断面が非円形の棒状化粧料用の繰出容器を気密構造にする。【解決手段】 横断面が楕円形をなす外筒10の内部に、ホルダ30を上下動可能且つ回動不能に設けるとともに、操作部材50を上下動不能且つ回動可能に設ける。ホルダ30の螺溝35に操作部材50の係合突起を係合し、操作部材50を回転するとホルダ30が上下動するようにする。操作部材50のシール筒部52の第1シール環部21を底蓋14の第1円環壁部21に圧接摺動させ、シール筒部52の第2シール環部55を外筒10の第2シール環部19に圧接摺動させる。蓋筒70の頂部に固定したシール部材80の大径部82は、蓋筒70を嵌着した時に外筒10の外周面と蓋筒70の周壁部内周面との間に挟装されて、この両者間をシールする。底蓋14及びシール筒部52にそれぞれ通気孔25、59を設け、底蓋14に封緘シート26を貼着して通気孔25を塞ぐ。
請求項(抜粋):
横断面非円形の棒状化粧料と横断面が相似形をなし基部側周壁面に窓孔を備えた外筒と、前記棒状化粧料の基部を内嵌し前記外筒の内部に配されて外筒に対して軸線方向に移動可能で周方向に回動不能に取り付けられた皿部と、前記外筒の窓孔から操作環部を露出させて外筒に周方向へ回動可能で軸線方向へ移動不能に取り付けられた操作部材と、前記皿部と操作部材との間に設けられていて操作部材の回転運動を皿部の直線運動に変換する変換機構と、前記外筒の先部側に嵌脱自在な蓋筒とを備えた棒状化粧料繰出容器において、前記外筒は、基部を閉塞する底壁部と、底壁部から起立して延びる第1円環壁部と、前記皿部の移動域よりも基部側に設けられ該外筒の内周面に連なる第2円環壁部とを有し、前記操作部材は、前記第1円環壁部と第2円環壁部にシール状態に圧接摺動する第1シール環部と第2シール環部が設けられたシール筒部を有し、前記外筒の底壁部と操作部材のシール筒部にはシール筒部の内側と外筒の外側とを連通可能にする通気孔が設けられ、底壁部の通気孔は閉塞部材によって閉塞されていて、前記変換機構は前記第1円環壁部及びシール筒部の内側に設けられ、前記蓋筒の頂部内側には蓋筒を外筒に嵌着した時に外筒と蓋筒との間をシールするシール部材が取り付けられていることを特徴とする棒状化粧料繰出容器。

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