特許
J-GLOBAL ID:200903068094783096

水ジェット切削装置に使用する改良型水ジェット混合管およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-067231
公開番号(公開出願番号):特開平6-008146
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 研磨性水ジェット切削装置に使われる、耐クラック性及び大きなL/D比をもったダイヤモンド製水ジェット混合管。【構成】 本発明は2つの部材で構成され実質的にクラックのない改良型水ジェット混合管およびその製法に係る。本発明の方法は、漏斗状の支持部材上にダイヤモンドの層を化学蒸着させて混合管の内側部材を形成し、この内側部材を支持部材から分離し、内側部材の外面上に外側部材を形成した後冷却して、内側部材上におけるクラックの生成を実質的に抑制する圧縮応力を内側部材上に生成せしめることからなっている。内側部材の内面は微晶組織を有する滑らかなボアをもっており、外側部材はダイヤモンドより大きい熱膨張係数をもっている。また、上記した改良型水ジェット混合管を組み込んだ水ジェット切削装置にも関する。
請求項(抜粋):
研磨性水ジェット切削装置の、2つの部材から構成され実質的にクラックのない水ジェット混合管を製造する方法であって、支持部材上にダイヤモンド層を化学蒸着させて前記混合管の内側部材(この内側部材は微晶組織を有するダイヤモンドの滑らかな内面をもっている)を形成し、前記内側部材を前記支持部材から分離し、ダイヤモンドより大きい熱膨張係数を有する外側部材材料を前記内側部材の外面上に付着させて前記混合管の外側部材を形成し、前記混合管を冷却して前記外側部材を収縮させ、前記内側部材におけるクラックの形成を実質的に抑制するのに充分な強度の圧縮応力を前記内側部材上に誘起することからなる方法。
IPC (2件):
B24C 5/04 ,  B26F 3/00

前のページに戻る