特許
J-GLOBAL ID:200903068094799944

ペーパーラミネートで有用な水分散性二酸化チタン顔料の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-565729
公開番号(公開出願番号):特表2006-512461
出願日: 2003年12月26日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
本発明は、二酸化チタンと、リン酸アルミニウムからなる無機表面処理剤の単層とからなる二酸化チタン顔料であって、pH6より大きい等電点と7.5以上のpHでの負のゼータ電位とによって特徴づけられる顔料の製造方法に関する。
請求項(抜粋):
(a)乾燥二酸化チタン顔料を水と混合して混合物の重量を基準にして約14〜40重量パーセントの顔料濃度を有する混合物を形成し、次に、水性水酸化ナトリウムでこの混合物のpHを約7に調整する工程と、 (b)工程(a)からの混合物を約40°Cの温度に加熱する工程と、 (c)乾燥顔料のキログラム当たり約0.15〜0.65モルのリン酸と、該リン酸と反応してリン酸アルミニウムを形成するために必要とされるアルミン酸ナトリウム水溶液の少なくとも一部とを同時に、そして生じる混合物のpHがこの工程(c)の間ずっと約7に維持されるような速度で工程(a)からの混合物に加える工程と、 (d)リン酸アルミニウムの形成を完了するために工程(c)で加えられた未反応のリン酸と反応するのに必要とされる任意の残りのアルミン酸ナトリウム水溶液を塩酸の溶液と同時に加える工程であって、この工程(d)からおよびこの工程(d)で生じる混合物のpHが5〜8の範囲に維持されるようにアルミン酸塩溶液の添加速度および該酸溶液の添加速度が調節される工程と、 (e)工程(d)からの混合物を約10〜30分間養生する工程と を含むことを特徴とする水分散性二酸化チタン顔料の製造方法。
IPC (3件):
C09C 1/36 ,  C09C 3/06 ,  D21H 17/67
FI (3件):
C09C1/36 ,  C09C3/06 ,  D21H17/67
Fターム (12件):
4J037AA22 ,  4J037CA12 ,  4J037CA22 ,  4J037DD12 ,  4J037DD17 ,  4J037EE02 ,  4J037EE46 ,  4L055AG19 ,  4L055AG94 ,  4L055AG98 ,  4L055AH01 ,  4L055FA12
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 米国特許第5,976,237号明細書
  • 米国特許第5,785,748号明細書
  • 米国特許第5,665,466号明細書
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