特許
J-GLOBAL ID:200903068097777801

メモリ領域の管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-031414
公開番号(公開出願番号):特開平6-222979
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 複数の者による並列的な利用形態および階層的な利用形態に対処することのできる合理的なメモリ領域の管理方法を提供する。【構成】 データ領域を枠ディレクトリと実ディレクトリとで管理する。統括管理者Mのための枠ディレクトリ(M枠)には、データ領域の全容量が100、そのうちの可処分容量が40である旨が示されている。残りの容量60は、利用者AおよびBに割り当てられている。利用者Aのための枠ディレクトリ(A枠)には、全割り当て容量40、可処分容量5である旨が示されている。残りの容量35のうちの20については、実ディレクトリA(A実)が作成され、Aの使用領域が実際に確保され、自分自身で利用できる。容量35のうちの15については、他の利用者Cに割り当てられている旨が、枠ディレクトリC(C枠)に示されている。
請求項(抜粋):
メモリ領域を分割して複数の者に割り当て、割り当てられた領域をアクセスするために必要な情報が記録されたディレクトリを各割当領域ごとに用意し、複数の者によってメモリ領域を共用できるようにしたメモリ領域の管理方法において、自己に割り当てられた領域のうち処分可能な可処分領域の容量を示す可処分容量を記録する枠ディレクトリを用意し、可処分領域の全部または一部を自己が使用する場合には、可処分容量の範囲内の容量をもった所定の使用領域をメモリ領域上に確保し、確保した使用領域のアドレスおよび容量を示す情報を含んだ実ディレクトリを作成するとともに、自己の枠ディレクトリ内の可処分容量を、前記使用領域の容量分だけ減じる更新処理を行い、可処分領域の全部または一部を他者に割り当てる場合には、この他者のための枠ディレクトリを作成するとともに、自己の枠ディレクトリ内の可処分容量を、他者に割り当てた分だけ減じる更新処理を行うことを特徴とするメモリ領域の管理方法。
IPC (2件):
G06F 12/02 520 ,  G06K 19/07

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