特許
J-GLOBAL ID:200903068098185860
乳剤調製方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-118535
公開番号(公開出願番号):特開2000-321696
出願日: 2000年04月14日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 写真に有用な輻射線感受性ハロゲン化銀乳剤の調製方法を提供する。【解決手段】 ホスト高臭化物{111}平板状粒子乳剤析出の続きとして、選択部位高塩化物エピタキシ堆積を単一の反応容器で行う方法。分散媒体1L当たり0.05〜1.5Agモルを計上するホスト平板状粒子乳剤を析出させる。平板状粒子の主面でのヨウ化物を均一に分配し、粒子の表面領域のヨウ化物表面領域での銀基準で7モル未満の量である。エピタキシが形成されるまで、pHを3〜8に維持する。1〜40g/Agモルのゼラチン解こう剤を乳剤に添加する。0.03〜0.15/Lの塩化物イオンを乳剤に分散させる。エピタキシが形成されるまで、pBrを3.0〜3.8に維持する。粒子表面積1m2 当たり5×10-6〜1×10-4モルの濃度のヨウ化物イオンを平板状粒子の主面に均一に吸着させる。
請求項(抜粋):
(1)水性分散媒体及び銀量基準で50モル%超の臭化物を含むハロゲン化銀粒子を含有し、総粒子投影面積の50%超が{111}主面を有する平板状粒子によって占められている乳剤を析出させること、そして(2)銀量基準で50モル%超の塩化物を含むハロゲン化銀エピタキシを、前記平板状粒子のエッジのところに選択的に堆積させることを含んでなる乳剤調製方法であって、1つ反応容器中で工程(1)と(2)を行い、(a)工程(1)の乳剤析出が、分散媒体の銀0.05〜1.5モル/Lを占め、(b)平板状粒子の主面のところでヨウ化物は均一に分配されており、総銀の40%を占める表面領域のヨウ化物が、当該表面領域の銀量基準で7モル%未満に達し、(c)工程(1)の後と、次工程(d)〜(h)の乳剤のpHは、3〜8に維持されており、(d)1〜40g/Agモルの量のゼラチン解こう剤を前記乳剤に添加し、(e)0.03〜0.15モル/Lの範囲の塩化物イオンを前記乳剤に分散し、(f)次工程(g)と(h)の完了をとおして、3.0〜3.8の範囲のpBrに前記乳剤を制限し、(g)粒子表面積の1平方メートル当たり、5×10-6〜1×10-4モルの濃度のヨウ化物イオンが、前記平板状粒子の主面に均一に吸着され、そして(h)前記乳剤中の総銀1モル当たり、少なくとも0.02モル/分の割合で乳剤に銀イオンを添加して、総銀の0.1〜50モル%の量のハロゲン化銀エピタキシを堆積させる工程を含んでなる乳剤調製方法。
IPC (2件):
FI (6件):
G03C 1/015
, G03C 1/035 A
, G03C 1/035 G
, G03C 1/035 K
, G03C 1/035 H
, G03C 1/035 B
前のページに戻る