特許
J-GLOBAL ID:200903068099964080
水晶発振器とその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-383282
公開番号(公開出願番号):特開2003-273647
出願日: 2002年12月13日
公開日(公表日): 2003年09月26日
要約:
【要約】【課題】 出力信号が高い周波数安定性を有し、基本波モード振動の周波数で等価直列抵抗R1が小さく、品質係数Q値が高い超小型の音叉形状の屈曲水晶振動子を具えた水晶発振器とその製造方法を提供する事にある。【解決手段】 音叉腕と音叉基部とを具えて構成され、前記音叉腕又は前記音叉腕と前記音叉基部の上下面に溝又は貫通穴を設け、これらの溝又は貫通穴の側面部に電極を配置した音叉形状の屈曲水晶振動子を具えていて、かつ、基本波モード振動のフイガーオブメリットが2次高調波モード振動のフイガーオブメリットより大きく、更に、増幅回路の増幅率と帰還回路の帰還率との関係により、出力信号が基本波モードの周波数である水晶発振器が高精度で実現できる。
請求項(抜粋):
水晶振動子と増幅器とコンデンサーと抵抗とを具えて構成される水晶発振器において、前記水晶振動子は屈曲モードで振動する音叉腕と音叉基部から成る音叉形状の屈曲水晶振動子で構成され、前記音叉腕は上面と下面と側面とを有し、前記音叉形状の音叉腕の上面と下面に溝が設けられ、前記溝の両側面に電極が配置され、前記溝側面の電極とその電極に対抗する音叉腕側面の電極とが互いに異極となるように電極を構成し、音叉腕に生ずる慣性モーメントが大きくなるように前記溝の内少なくとも1個の溝幅W2と音叉腕幅Wとの比(W2/W)が0.35より大きく、1より小さく、且つ、前記溝の厚みt1と音叉腕の厚みtとの比(t1/t)が0.79より小さくなるように溝が形成され、前記音叉形状の屈曲水晶振動子は表面実装型あるいは円筒型のユニットに収納されていて、前記音叉形状の屈曲水晶振動子の基本波モード振動のフイガーオブメリットM1が2次高調波モード振動のフイガーオブメリットM2より大きい屈曲水晶振動子を具えて前記水晶発振器は構成されると共に、増幅回路と帰還回路を具えて構成される前記水晶発振器の増幅回路の基本波モード振動の負性抵抗の絶対値|-RL1|と基本波モード振動の等価直列抵抗R1との比が増幅回路の2次高調波モード振動の負性抵抗の絶対値|-RL2|と2次高調波モード振動の等価直列抵抗R2との比より大きくなるように前記水晶発振器は構成されていて、前記音叉形状の屈曲水晶振動子を具えて構成される前記水晶発振器の出力信号が基本波モード振動の周波数であることを特徴とする水晶発振器。
IPC (4件):
H03B 5/32
, H03H 9/02
, H03H 9/19
, H03H 9/215
FI (5件):
H03B 5/32 G
, H03B 5/32 H
, H03H 9/02 K
, H03H 9/19 J
, H03H 9/215
Fターム (28件):
5J079AA02
, 5J079AA04
, 5J079BA14
, 5J079BA39
, 5J079BA41
, 5J079DA01
, 5J079FB03
, 5J079GA04
, 5J079GA09
, 5J079GA12
, 5J079HA03
, 5J079HA07
, 5J079HA22
, 5J108AA00
, 5J108BB02
, 5J108CC06
, 5J108CC09
, 5J108CC11
, 5J108CC12
, 5J108DD05
, 5J108EE03
, 5J108EE04
, 5J108EE07
, 5J108FF01
, 5J108FF11
, 5J108GG03
, 5J108KK01
, 5J108KK04
引用特許:
審査官引用 (14件)
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特開平3-252207
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特開昭58-024884
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特開昭56-065517
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特開昭52-052597
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特開昭50-017592
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振動片、振動子、発振器及び電子機器
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-392904
出願人:セイコーエプソン株式会社
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特開平3-252207
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特開昭58-024884
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特開昭56-065517
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特開昭52-052597
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特開昭50-017592
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特開昭55-138916
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特許第3477618号
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特開昭55-138916
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引用文献:
審査官引用 (2件)
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人工水晶とその電気的応用
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人工水晶とその電気的応用, 19740530, 初版, pp.36-38
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