特許
J-GLOBAL ID:200903068100419261

搬送波再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-161180
公開番号(公開出願番号):特開平5-014430
出願日: 1991年07月02日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】ディジタル処理型の直交同期復調装置の搬送波再生回路における波形発生回路を時分割使用して回路規模の縮小を図る。【構成】周期Tで入力される位相信号24は0〜2πの位相を表し、位相変換器15はEORゲート31とインバータ32とにより入力信号24よりもπ/2位相が進んでいる位相信号34を作成し、T/2で2系統の信号の選択が切替わるセレクタ33を経て位相信号25を出力し、搬送波発生器16は位相信号25を入力してT/2の波形信号26を出力するROMで、SIN波形とCOS波形とをT/2時間毎に交互に出力し、この出力信号はS/P変換器17により周期Tの直交する2系列の再生搬送波信号27を再生する。【効果】1種類、1個のROMでLSI化できるためチップサイズの縮小が可能となると共に、開発・設計時間の削減が行える。
請求項(抜粋):
準直交同期復調された2系列の時系列信号をシンボル中央点で標本化したディジタル信号と互いに直交する2系列の再生搬送波信号とを入力とし直交同期復調を行なう複素乗算器と、この複素乗算器の出力復調信号から前記再生搬送波信号の位相誤差を検出する位相検出器と、この位相検出器の出力にろ波処理を行なうループフィルタと、このループフィルタの出力を積分し位相を出力する位相発生器と、この位相発生器より周期Tで入力される位相信号から90°進相あるいは90°遅相した位相信号を作成しこの位相信号を入力位相信号との2信号を交互にT/2の周期で出力すう位相変換器と、この位相変換器の出力位相信号からSIN波形を生成する搬送波発生器と、この搬送波発生器の出力である周期T/2のデータを周期Tの2系列のデータにシリアル・パラレル変換して前記再生搬送波信号を出力するS/P変換器とを備え、前記搬送波発生器を時分割して用いることを特徴とするディジタル処理型の直交同期復調装置の搬送波再生回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-274548
  • 特開昭62-011309

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