特許
J-GLOBAL ID:200903068110228880

排オゾンガス処理装置とその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177214
公開番号(公開出願番号):特開平9-024244
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】排オゾンガス分解触媒の性能を容易に回復させ、触媒塔出口のオゾン濃度が0.1ppmを超えないようにする。【構成】従来の装置系にオゾンガスセンサ、加温ヒータの温度制御装置、および触媒の交換時期を知らせる表示器を付加し、運転中に排オゾンガス分解触媒が劣化したことを、触媒層の中段に設けたオゾンガスセンサが早期に検知し、そのオゾンガスセンサからの信号で触媒層温度を+10°C刻みで上昇させることにより、装置出口から0.1ppm以上の排オゾンガスを排出させることなく、長期間安定な運転を持続させることができる。また、触媒層の部分的な交換も可能である。加温ヒータの設定温度が装置の構造上の限界温度となったときは、設定温度はそのまま変更せずに、触媒の交換時期であることを表示器に示し、これに基づいて触媒を交換し安定な長期運転を維持する。
請求項(抜粋):
オゾンを用いる水処理装置のオゾン反応槽から排出される排オゾンガス中のミストを除去する第1の処理塔に設けたミストセパレータと、前記排オゾンガスを分解除去するマンガン系の排オゾンガス分解触媒層を充填した第2の処理塔と、前記第1の処理塔と前記第2の処理塔を連結する配管途中に位置し、排オゾンガスを所定温度に加熱する加温ヒータと、前記第2の処理塔の中段で排オゾンガス分解触媒層の中心部に挿入設置し、排オゾンガスの濃度を測定するオゾンガスセンサと、このオゾンガスセンサからの信号に基づき前記加温ヒータの温度制御を行なう制御装置と、前記第2の処理塔の加温上限温度と前記オゾンガスセンサの信号から前記排オゾンガス分解触媒層の交換時期を知らせる表示器とを備えたことを特徴とする排オゾンガス処理装置。
IPC (5件):
B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/86 ,  B01D 46/00 ,  B01D 53/30 ,  C02F 1/78
FI (5件):
B01D 53/36 ZAB F ,  B01D 46/00 E ,  B01D 53/30 ,  C02F 1/78 ,  B01D 53/36 K

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