特許
J-GLOBAL ID:200903068111758262

多重無線ゾーン間チヤネル切替方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-167238
公開番号(公開出願番号):特開平5-014266
出願日: 1991年07月08日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は多重無線ゾーン移動通信方式における欠点を改善し、マイクロセルの基地局と通話している移動機が交差点を曲がる等の急激なレベルの劣化が発生しても隣接するマイクロセルや重畳されているマクロセルへ通話が途切れることなくチャネル切替えを行うことを目的とする。【構成】 本発明は多重無線ゾーン移動方式において、マイクロセル(10)の送信パワーだけを上げ、マイクロセルの境界レベル(30)だけを上げ、マイクロセルの境界レベル(30)とマクロセルの境界レベル(40)に差を持たせ、境界レベルを異なるようにすることにより、マイクロセルの基地局と通信している移動速度の速い移動機でも交差点を曲がった先のマイクロセル(10)の基地局(h)に接続できる。
請求項(抜粋):
分散して配置された複数の無線ゾーン(A)の集合によって1つのサービスエリアが形成され、該無線ゾーン(A)より小さな複数の小無線ゾーン(B)を配置し、該無線ゾーン(A)の範囲を該複数の小無線ゾーン(B)でカバーし、該無線ゾーン(A)及び該小無線ゾーン(B)毎に基地局を設け、隣接する小無線ゾーン(B)の各基地局にはそれぞれ異なる周波数の無線チャネルが割り当てられて、基地局と通信中の移動機が該基地局の無線ゾーン(A)または、小無線ゾーン(B)の境界から出て、他の無線ゾーン又は小無線ゾーンに移行した場合には、移行先のゾーンの基地局の無線チャネルに切替えて通信を継続する通信手段を有し、各無線ゾーン(A)の境界又は、小無線ゾーン(B)の境界において、ゾーン境界レベルを設定し、無線ゾーン(A)または、小無線ゾーン(B)では移動機が各基地局から送信される無線チャネルを該ゾーン境界レベル以上で受信できるように各基地局の送信出力を設定する移動通信方式において、前記小無線ゾーン(B)の境界におけるゾーン境界レベルを前記無線ゾーン(A)の境界におけるゾーン境界レベルより高い値に設定することを特徴とする多重無線ゾーン間チャネル切替え方式。

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