特許
J-GLOBAL ID:200903068112218008
二CCD方式カラーテレビジョンカメラ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-238218
公開番号(公開出願番号):特開平7-095599
出願日: 1993年09月24日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 二CCD方式カラーテレビジョンカメラを安価で小型にする。さらに、市販の交換レンズを使用できるようにする。【構成】 分光器に薄膜ハーフミラーを利用する。一方のCCDには反射光が入射し、他方のCCDには透過光が入射することに起因する画像の逆転を補正するためのFILO(First In Last Out: 先入れ後出しメモリ) を設ける。【効果】 ケーブルによる移動範囲の制約がない、バッテリー式の二CCD方式カラーテレビジョンカメラが実現できる。メモリに記憶した画像データをパソコン等により再生することができるシステムを構成できる。
請求項(抜粋):
レンズを介して入射する被写体からの画像光を分離する手段と、この手段により分離された画像光をそれぞれ輝度信号およびカラー信号に変換する二つのCCDとを備えた二CCD方式カラーテレビジョンカメラにおいて、前記分離する手段は、入射光に対して角度を設けて配置された薄膜ハーフミラーを含み、前記被写体の同一部分の輝度信号およびカラー信号を重ね合わせる手段を備え、この重ね合わせる手段は、一方のCCDから出力される画像信号の左右方向または上下方向を逆転させる手段を含むことを特徴とする二CCD方式カラーテレビジョンカメラ。【請求項3】 前記逆転させる手段は、先入れ後出し法によるメモリ手段を含む請求項2記載の二CCD方式カラーテレビジョンカメラ。【請求項4】 前記画像光は、前記薄膜ハーフミラーの反射光と透過光とに分離され、この反射光は輝度信号用CCDに入射され、この透過光はカラー信号用CCDに入射され、前記薄膜ハーフミラーの反射率は50%を越える請求項1ないし3のいずれかに記載の二CCD方式カラーテレビジョンカメラ。【請求項5】 前記薄膜ハーフミラーは、この薄膜ハーフミラーにより得られる反射光および透過光のそれぞれの二重像の間隔が前記CCDの一画素のピッチ以下であるようにその厚さが設定された請求項1ないし4のいずれかに記載の二CCD方式カラーテレビジョンカメラ。
IPC (2件):
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