特許
J-GLOBAL ID:200903068117281980

水電解装置とその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山口 巖 ,  駒田 喜英 ,  松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-275330
公開番号(公開出願番号):特開2004-107775
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】装置が全停止しても、電解質膜がガス中に露出することなく湿潤状態を維持でき、また水質の適正維持が可能な水電解装置とその運転方法を提供する。【解決手段】入口マニホールド(101a,101b)とポンプ(5,6)の水吐出側との間にポンプ停止時に純水の循環を閉止する開閉弁(24,25)を備え、また、陽極室および陰極室と各気液分離器(13,14)とを接続する電解セル出側配管系は、電解質膜(100a,100b)に隣接して上方に設けた各出口マニホールド(102a,102b)と、この出口マニホールドの上方から気液分離器の上方側部に接続した電解セル出口配管(11,12)とからなる構成とし、電解質膜の上端から電解セル出側配管系の最高位点(位置F)までの電解セル出側配管系内の容積を、電解運転中に発生し水電解セル1内と前記電解質膜の上端から電解セル出側配管系の最高位点(位置F)までの系内とに含有する予め演算で求めたガス容積以上とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
固体高分子等の電解質膜によって内部が陽極室と陰極室とに区画された水電解セルと、純水循環用のポンプを有し前記陽極室と陰極室とにそれぞれ個別に接続した気液分離器を含む陽極側(アノード側)および陰極側(カソード側)のそれぞれ個別の純水循環回路と、外部から水電解セルに純水を供給する外部純水供給ラインとを備えた水電解装置において、 前記陽極室および陰極室の各入口マニホールドと前記ポンプの水吐出側との間にそれぞれ、ポンプ停止時に純水の循環を閉止する開閉弁もしくは逆止弁を備え、 前記陽極室および陰極室と前記各気液分離器とを接続する電解セル出側配管系は、前記電解質膜に隣接して陽極室および陰極室の上方に設けた各出口マニホールドと、この出口マニホールドの上方から前記気液分離器の上方側部に接続した電解セル出口配管とからなり、 かつ、前記電解質膜の上端から前記電解セル出側配管系の最高位点までの電解セル出側配管系内の容積を、電解運転中に発生し水電解セル内と前記電解質膜の上端から電解セル出側配管系の最高位点までの系内とに含有する予め求めたガス容積以上としたことを特徴とする水電解装置。
IPC (3件):
C25B9/00 ,  C25B1/10 ,  C25B15/00
FI (3件):
C25B9/00 A ,  C25B1/10 ,  C25B15/00 303
Fターム (14件):
4K021AA01 ,  4K021BA02 ,  4K021BC03 ,  4K021BC04 ,  4K021BC06 ,  4K021CA10 ,  4K021CA11 ,  4K021CA13 ,  4K021CA15 ,  4K021DB05 ,  4K021DB11 ,  4K021DB19 ,  4K021DB21 ,  4K021DB31

前のページに戻る