特許
J-GLOBAL ID:200903068120935320

不連続フィブリル化繊維用賦形口金ユニット及び不連続フィブリル化繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-080162
公開番号(公開出願番号):特開2000-273717
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】凝固剤流体の使用量を低減でき、紡出後の溶剤揮発を防止し、紡出後の不連続フィブリル化繊維の移送に格別の装置を必要とせず省スペースである不連続フィブリル化繊維用賦形口金ユニットと、エアフィルター用途として好適な不連続フィブリル化繊維の製造方法とを提供する。【解決手段】重合体溶液を流路(5) から、更に、第1凝固剤流体を流路(8) から前記重合体溶液の吐出線A方向へ流れるような噴出角度θで、それぞれ第1混合領域(7) 内へ供給する。同第1混合領域(7) 内では重合体溶液に第1凝固剤流体が噴射されて両者が混合し、凝固した重合体が第1凝固剤流体の剪断流により剪断され不連続フィブリル化繊維が形成される。その後、第1混合領域(7) の出口(7a)から前記繊維を第2混合領域(9) 内に吐出すると共に、第2凝固剤流体を供給路(11)から供給する。同第2混合領域(9) 内では前記繊維が再融着しない程度に凝固され、同繊維と前記第2凝固剤流体との混合体が紡出口(9a)から紡糸口金ユニット(1) の外部へ紡出される。
請求項(抜粋):
不連続にフィブリル化した繊維を紡出する口金ユニットであって、高分子重合体の重合体溶液の吐出口を有する重合体溶液流路と、第1凝固剤流体を前記重合体溶液の吐出線に対して噴出角度θをもって噴射する噴出口を有する第1凝固剤流体流路と、前記重合体溶液及び前記第1凝固剤流体の合流部を含む第1混合領域と、前記第1混合領域に連通する第2混合領域と、同第2混合領域に第2凝固剤流体を供給する供給口を有する第2凝固剤流体供給路と、前記第2混合領域に形成された紡出口と、を備えてなることを特徴とする不連続フィブリル化繊維用賦形口金ユニット。
Fターム (13件):
4L045AA14 ,  4L045BA03 ,  4L045BA05 ,  4L045BA39 ,  4L045BA60 ,  4L045CA08 ,  4L045CB01 ,  4L045CB04 ,  4L045CB10 ,  4L045CB16 ,  4L045DA02 ,  4L045DA10 ,  4L045DA32

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