特許
J-GLOBAL ID:200903068121439033
超音波診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156123
公開番号(公開出願番号):特開平5-317317
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 超音波診断装置において、1枚の画像内にて動きの速い部分と遅い部分とが混在する場合でもそれらの動きの速さに応じて相関係数を自動的に算出し、診断部位の動きの速さに適合した相関処理を行う。【構成】 カラースキャンコンバータ6の内部に、カラー演算部4から新たに入力する1走査分の血流諸元のデータ及びカラー相関処理部13a〜13cから出力された1走査前の血流諸元のデータを取り込んで差分をとると共にn×mのマトリクスで加算平均して相関処理の係数を求め上記カラー相関処理部へ送出するカラー相関係数演算部20a〜20cを設け、白黒スキャンコンバータ8の内部には、反射エコー検出部5から新たに入力する1走査分の白黒断層像データ及び白黒相関処理部16から出力された1走査前の白黒断層像データを取り込んで差分をとると共にn×mのマトリクスで加算平均して相関処理の係数を求め上記白黒相関処理部へ送出する白黒相関係数演算部21を設けたものである。
請求項(抜粋):
被検体に超音波を送受信する探触子と、この探触子の走査による被検体内の血流情報からドプラ信号を検波するドプラ検波部と、このドプラ検波部からのドプラ信号をディジタル化した信号を入力し各種血流諸元のカラードプラ量を演算するカラー演算部と、上記探触子で受信した反射波の信号から反射エコー信号を検出する反射エコー検出部と、上記カラー演算部から順次入力する1走査分の血流諸元のデータとそれより1走査前の血流諸元のデータとの相関をとるカラー相関処理部を有し且つこの相関がとられた1走査分の血流情報を記憶する記憶装置を有するカラースキャンコンバータと、上記反射エコー検出部からの反射エコー信号をディジタル化して順次入力する1走査分の白黒断層像データとそれより1走査前の白黒断層像データとの相関をとる白黒相関処理部を有し且つこの相関がとられた1走査分の画像データを記憶する記憶装置を有する白黒スキャンコンバータと、上記カラースキャンコンバータ及び白黒スキャンコンバータからそれぞれ出力された画像データを合成して表示する画像表示部とを有して成る超音波診断装置において、上記カラースキャンコンバータの内部に、前記カラー演算部から新たに入力する1走査分の血流諸元のデータ及びカラー相関処理部から出力された1走査前の血流諸元のデータを取り込んで差分をとると共にn×mのマトリクスで加算平均して相関処理の係数を求め上記カラー相関処理部へ送出するカラー相関係数演算部を設け、上記白黒スキャンコンバータの内部には、前記反射エコー検出部から新たに入力する1走査分の白黒断層像データ及び白黒相関処理部から出力された1走査前の白黒断層像データを取り込んで差分をとると共にn×mのマトリクスで加算平均して相関処理の係数を求め上記白黒相関処理部へ送出する白黒相関係数演算部を設けたことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2件):
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