特許
J-GLOBAL ID:200903068121465204

光学的造形法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-166826
公開番号(公開出願番号):特開平5-008307
出願日: 1991年07月08日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 容器11内の光硬化性樹脂12に光束14を走査して照射することにより硬化物24の層をベース21上に形成させ、ベースを所定ピッチで移動させ硬化物24の層を光硬化性樹脂で被った後、光束14を走査して照射する工程を繰り返すことにより硬化物の層を順次積層して目的形状体を造形する方法であって、1つの硬化層24を形成するに際し、光束を互いに平行方向に複数回往復動させる方法において、硬化収縮の方向が一方向に集中することによる歪のない硬化体を製造する。【構成】 前記複数回の往復動のうちの少なくとも1回の往復動においては、光束を走査した領域に隣接する未走査領域以外の未走査領域での光束走査を先行させる。【効果】 光硬化性樹脂の硬化が硬化層のあちこちでランダムに進行するようになり、収縮応力が一方向に集中することがなく、応力が硬化層全体に分散されるようになり、歪の発生は防止される。歪のない、所望形状の造形体を高い寸法精度にて容易かつ効率的に造形することが可能とされる。
請求項(抜粋):
容器内に移動自在なベースを設け、該容器内に収容された光硬化性樹脂に光出射手段から光束を走査して照射することにより硬化層をベース上に形成させ、次いでベースを所定ピッチで移動させ硬化層を光硬化性樹脂で被った後、光束を照射し、この工程を繰り返すことにより硬化層を順次積層して目的形状体を造形する光学的造形法であって、1つの硬化層を形成するに際し、光束を互いに平行方向に複数回往復動させる光学的造形法において、前記複数回の往復動のうちの少なくとも1回の往復動においては、光束を走査した領域に隣接する未走査領域以外の未走査領域での光束走査を先行させることを特徴とする光学的造形法。
IPC (4件):
B29C 67/00 ,  B29C 35/08 ,  G03F 7/20 ,  B29K105:24

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