特許
J-GLOBAL ID:200903068135009759

核スピントモグラフィ装置用パルスシーケンス生成方法及び核スピントモグラフィ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-118864
公開番号(公開出願番号):特開平10-305021
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 “inphase”及び“opposed phase”画像取得のためのデータ取得時間を可及的に短いものにし、グラジエント増幅器に対し、特別な要求が課せられないようなパルスシーケンス構成法及び核スピントモグラフィ装置を提供すること。【解決手段】 原子核を励起させる各2つの励起パルス(RF)間に極性の切換わるプリフェーズパルス及び1つの読出パルス(GR)が印加され、逆極性の順次連続するグラジエントパルスのもとで第1(S1)、第2の種類のグラジエントエコー信号(S2)を取得し、それのエコー時点(TE1,TE2)を、S1の場合、共鳴周波数のシフトにより、各ボクセル内での種々異なる化学結合に基づき信号の増強が生ぜしめられ、S2の場合減衰が生ぜしめられるように選定すること。
請求項(抜粋):
原子核の磁気共鳴を用いて画像取得をするための核スピントモググラフィ装置用パルスシーケンス生成方法であって、前記パルスシーケンスは、それの種々異なる化学結合に基づき種々の共鳴周波数を有するようにした当該の方法において、下記の構成要件を有し;a) 被検対象物において、原子核が励起パルス(RF)の系列の照射により励起され、b) 各2つの励起パルス(RF)間で、極性の切換わる1つのプリフェーズパルス及び1つの読出グラジエント(GR)が印加され、ここで、逆極性の順次連続するグラジエントパルスのもとで第1の種類の各1つのグラジエントエコー信号(S1)及び第2の種類の各1つのグラジエントエコー信号(S2)を取得し、c) 第1、第2の種類のグラジエントエコー信号のエコー時点(TE1,TE2)を次のように選定し、即ち、第1の種類のグラジエントエコー信号(S1)の場合、各ボクセル内での異なる化学結合に基づき、共鳴周波数のシフトにより、信号の増大強調が生ぜしめられ、また、第2の種類のグラジエントエコー信号(S2)の場合、当該の共鳴周波数のシフトにより、信号減衰が生ぜしめられるように選定し、d) 2つのグラジエントエコー信号(S1,S2)から、同じ結像容積の2つの異なる画像に対して生データが取得されるようにしたことを特徴とする核スピントモグラフィ装置用パルスシーケンス生成方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01N 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 312 ,  G01N 24/08 510 Y
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭62-054149
  • 磁気共鳴映像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-347047   出願人:株式会社東芝
  • 特開平4-208132
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • SEPARATING FAT AND WATER IN 3D BREAST MR IMAGES USING TRIPLE-ECHO 3 POINT DIXON TECHNIQUE

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