特許
J-GLOBAL ID:200903068137667702

磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-167131
公開番号(公開出願番号):特開2004-014038
出願日: 2002年06月07日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】ヘッドの磨耗を抑えることができ、しかも優れたC/N特性および耐久性を併せもった塗布型の磁気記録媒体を提供する。【解決手段】非磁性支持体の一方の面に下層の非磁性層と上層の磁性層とを有する磁気記録媒体において、磁性層に用いる磁性粉の数平均粒子径を10〜80μmとする。あわせて、磁性層には、数平均粒子径が50〜150nmで、かつ顕微鏡法で測定した粒度分布の標準偏差が10nm以下であるアルミナを含有させる。その場合に、磁性層の表面を走査型電子顕微鏡により観察した視野像から求められる、アルミナの面積占有率が0.3〜1.0%で、かつその空間分布の標準偏差が3以下となるように設定する。磁性層を塗布形成するにあたっては、二軸連続式混錬装置を使用して製造した磁性塗料を用いる。本発明は、磁気抵抗効果型素子を利用した再生ヘッドによって磁気記録信号が再生される磁気記録媒体に特に好適に用いられる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
非磁性支持体の一方の面に、非磁性粉と結合剤とを含む非磁性塗料を塗布することにより形成された非磁性層と、この非磁性層上に磁性粉と結合剤とを含む磁性塗料を塗布することにより形成された磁性層とを有する磁気記録媒体であって、 前記磁性粉の数平均粒子径が10〜80μmであり、 前記磁性層に、数平均粒子径が50〜150nmで、かつ顕微鏡法で測定した粒度分布の標準偏差が10nm以下であるアルミナが含まれており、 前記磁性層の表面を走査型電子顕微鏡により観察した視野像から求められる、前記アルミナの面積占有率が0.3〜1.0%で、かつその空間分布の標準偏差が3以下であることを特徴とする磁気記録媒体。
IPC (4件):
G11B5/702 ,  G11B5/70 ,  G11B5/706 ,  G11B5/842
FI (4件):
G11B5/702 ,  G11B5/70 ,  G11B5/706 ,  G11B5/842 A
Fターム (5件):
5D006BA08 ,  5D006BA10 ,  5D006BA19 ,  5D006CA01 ,  5D112CC01
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る