特許
J-GLOBAL ID:200903068150821982

オートズーム機能を有するカメラおよびカメラのオートズーム方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-276583
公開番号(公開出願番号):特開平5-088071
出願日: 1991年09月29日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 大きな被写体の近くに存在する小さな主被写体をオートズーミングするに際し、フィルム画面上で主被写体が小さく写ってしまうような失敗を防止すると共に使い勝手の向上を図る。【構成】 マルチ測距手段3は、ズームレンズの画角内の複数のポイントの測距を行い、その測距情報を、制御手段1を介して主被写体検出手段4に出力する。主被写体検出手段4では、主被写体までの距離と主被写体の広がりの大きさを検出する。この拡がりの大きさから主被写体がフィルム面上で一定の大きさになるような第1のズーム焦点距離を第1のズーム焦点距離演算手段で算出する。第2のズーム焦点距離演算手段6は、頻度の高い撮影距離と使用焦点距離との関係を参照して、上記主被写体距離に適合する第2のズーム焦点距離を演算する。これら第1、第2のズーム焦点距離をズーム焦点距離選択手段7で比較して大きい方を選択して、オートズーミングする。
請求項(抜粋):
カメラ全体のシーケンスを制御する制御手段と、モータによりズームレンズを駆動するズーム駆動手段と、被写界の複数の測距情報を得るマルチ測距手段と、このマルチ測距手段で得られた複数の測距情報から主被写体までの距離と上記主被写体の拡がりの大きさを検出する主被写体検出手段と、この主被写体検出手段により検出された拡がりの大きさから上記主被写体がフィルム面上で一定の大きさになるような第1のズーム焦点距離を演算する第1のズーム焦点距離演算手段と、経験則に基づいて想定される、頻度の高い撮影距離と使用焦点距離との関係が予めデータとして格納されており、この格納データと上記主被写体検出手段で検出された上記主被写体の距離とから第2のズーム焦点距離を演算する第2のズーム焦点距離演算手段と、撮影シーケンスの起動を行うレリーズスイッチと、このレリーズスイッチの起動操作後に上記主被写体を撮影するために上記第1のズーム焦点距離演算手段で演算された第1のズーム焦点距離と上記第2のズーム焦点距離演算手段で演算された第2のズーム焦点距離とを比較して大きい方のズーム焦点距離を選択するズーム焦点距離選択手段とを具備し、上記ズーム焦点距離選択手段により選択されたズーム焦点距離になるように上記ズーム駆動手段によって上記ズームレンズを駆動するように構成したことを特徴とするオートズーム機能を有するカメラ。
IPC (3件):
G02B 7/08 ,  G02B 7/10 ,  G02B 7/28

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