特許
J-GLOBAL ID:200903068157022449

反応性ホットメルト型接着剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 敏三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-358021
公開番号(公開出願番号):特開平5-320608
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【構成】 シリル基を有するグラフト共重合体と、シリル基を有する、または、イソシアネート基を有する、または、両方の基を有しない低分子量重合体を含有する反応性ホットメルト接着剤組成物。【効果】 硬化前は、ホットメルト塗工性に優れ、常温で粘着性があり、可使時間が長く、しかも初期接着性が優れていて、硬化後の耐熱性に優れている接着剤。または、硬化前は、ホットメルト塗工性に優れ、硬化後は、耐熱凝集力に優れている感圧接着剤。
請求項(抜粋):
分子鎖内に一般式(1)【化1】(式中、Xは加水分解し得る有機基を、Yはメチル基またはエチル基を、nは0〜2の整数を示す。)で表されるシリル基を有する、数平均分子量が10000〜200000の下記(1)のグラフト共重合体(a)から選ばれた1種または2種以上の混合物10重量部〜90重量部と、下記(2)の低分子量重合体(b)から選ばれた1種または2種以上の混合物90重量部〜10重量部を含有してなる事を特徴とする反応性ホットメルト型接着剤組成物。(1)シリル基を有するグラフト共重合体(a)1-1)分子末端にビニル基を有し、2000以上の数平均分子量および20°C以上のガラス転移温度を有するマクロマー(A)及びアルキル基の炭素数が1〜12個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル(B)を成分として得られた共重合体であって、且つ、分子鎖内に前記シリル基を有し、(メタ)アクリル酸アルキルエステル部位のガラス転移温度が-75°C〜-20°Cであるグラフト共重合体(a1 )。1-2)熱可塑性樹脂(D)の存在下に、アルキル基の炭素数が1〜12個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル(B)を成分として得られた共重合体であって、分子鎖内に前記シリル基を有し、(メタ)アクリル酸アルキルエステル部位のガラス転移温度が-75°C〜-20°Cであるグラフト共重合体(a2 )。(2)低分子量重合体(b)2-1)酢酸ビニル及びアルキル基の炭素数が1〜12個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル(B)から選ばれた少なくとも1種の単量体を成分として得られた共重合体であって、且つ、分子鎖内に一般式(1)で表わされるシリル基を有し、数平均分子量が500〜8000、ガラス転移温度が-40°C〜100°Cである低分子量重合体(b1 )。2-2)酢酸ビニル及びアルキル基の炭素数が1〜12個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル(B)から選ばれた少なくとも1種の単量体を成分として得られた共重合体であって、且つ、数平均分子量が500〜8000、ガラス転移温度が-40°C〜100°Cである低分子量重合体(b2 )。2-3)分子内にビニル基及びイソシアネート基を有する単量体(E)と、酢酸ビニル及びアルキル基の炭素数が1〜12個である(メタ)アクリル酸アルキルエステル(B)から選ばれた少なくとも1種の単量体を成分として得られた共重合体であって、且つ、数平均分子量が500〜8000、ガラス転移温度が-40°C〜100°Cであるイソシアネート基を有する低分子量重合体(b3 )。2-4)ポリオール(F)およびポリイソシアネート(G)を反応させることによって調製された、前記ポリオールのヒドロキシル基とポリイソシアネートのイソシアネート基の当量比(NCO/OH当量比)が1.4〜5.0であるウレタンプレポリマーである低分子量重合体(b4 )。
IPC (6件):
C09J151/00 JDH ,  C09J131/04 JCY ,  C09J157/00 JDK ,  C09J175/04 JFB ,  C09J201/10 JAQ ,  C08F299/00 MRM
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-070786
  • 特表平3-504986
  • 特開昭60-260668

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