特許

J-GLOBAL ID：200903068158574585

密封転がり軸受

発明者： 近藤 正輝 ,  相澤 知之
出願人/特許権者： 日本精工株式会社
代理人 (1件)： 井上 義雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-203545
公開番号（公開出願番号）：特開2001-032846
出願日： 1999年07月16日
公開日（公表日）： 2001年02月06日
要約：

【要約】【課題】 軸受空間内の圧力変化(負圧)を抑制することにより、軸受空間内への水等の流体およびスケール等の異物の浸入を防止して、端面側のシール部材の機能低下、潤滑材の劣化、錆の発生、および軸受性能の低下を防止すること。【解決手段】 中間シール部材20は、ロール19の回転時にその遠心力により偏心する偏心性を有するシール本体30と、静止時にシール空間Vの内壁に密着する密着シール部40とから形成されている。これにより、ロール19の回転時、中間シール部材20のシール本体30は、その遠心力により偏心するため、密着シール部40は、シール空間Vの内壁から離反し、そのシール機能を低下する。その結果、軸受空間Sが大気開放になり、この軸受空間S内の負圧を防止することができる。

請求項（抜粋）：

外輪と内輪との間に形成された軸受空間に転動体を配置して前記外輪と前記内輪とを相対回転させるとともに、前記軸受空間の軸方向両端部に回転シール部材を配置し、前記内輪側のシール空間に静止シール部材を配置することにより前記軸受空間を密封してなる密封転がり軸受において、前記静止シール部材は、回転時にその遠心力により偏心する偏心性を有するシール本体と、静止時に前記シール空間内壁に密着する密着シール部とからなることを特徴とする密封転がり軸受。

IPC (3件)：

F16C 33/76 ,  F16C 19/38 ,  F16C 33/58

FI (3件)：

F16C 33/76 Z ,  F16C 19/38 ,  F16C 33/58

Fターム (12件)：

3J016AA04 ,  3J016BA03 ,  3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA44 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA53 ,  3J101BA56 ,  3J101BA73 ,  3J101GA36