特許
J-GLOBAL ID:200903068160381263

反共振と粘性動吸振器を用いた振動制御の方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132502
公開番号(公開出願番号):特開平9-280310
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】加振源が種々の周波数成分を含む一般入力であったり、またその周波数および質量などのパラメータが変化する多自由度系に対して、低次はもとより高次振動まで制振する一般的な振動制御法を得る。とくに「低周波数域も含む広い振動数域で振動倍率を1以下とする制振効果を発揮する振動制御法」を得る。【解決手段】反共振と最適粘性動吸振器のそれぞれの長所のみを用いて組み合わせせて用いる。すなわち、機械・構造系の2次振動の節の位置に無減衰の可変剛性動吸振器を取り付け、1次を上述の反共振により制振し、2次モード以上の振動については最適粘性動吸振器を取り付けることにより、粘性動吸振器の影響を1次モードに影響を与えないようにして、反共振制御より1次モードを制御する。また2次モードについては、最適粘性動吸振器で制振し、それより高次のモードについては、いくつかの粘性動吸振器を用いたり、また高次振動が小さい場合には、3次以上の動吸振器は用いず2次を制振する動吸振器の粘性により振動を制御する。
請求項(抜粋):
多自由度振動系の2次モードの節の位置に粘性無しの動吸振器を配置し、高次モードの腹の位置に粘性動吸振器を配置し、支配モードに対して反共振になるように粘性無し動吸振器のばね定数を調整することを特徴とする振動制御の方法。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E02D 27/44 ,  E04H 9/02 341
FI (3件):
F16F 15/02 C ,  E02D 27/44 A ,  E04H 9/02 341 D

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