特許
J-GLOBAL ID:200903068161637334

射出成形法によるR-Fe-B系焼結磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-180644
公開番号(公開出願番号):特開平6-077028
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 R成分とバインダーとの反応や成形体中に残留する炭素および酸素による磁気特性の劣化を防止し、磁場中での射出成形時に大きな着磁電流を必要とせず、射出成形性を向上させて複雑な形状、特に小型製品のR-Fe-B系焼結異方性磁石が得られる射出成形法によるR-Fe-B系焼結磁石の製造方法の提供。【構成】 平均粒度1〜10μmのR-Fe-B系合金微粉末とバインダーとしてメチルセルロースと微量の添加物と純水を混練して、これを所要形状に射出成形することにより、射出成形時の成形性が向上して三次元的に複雑な形状の焼結磁石を得ることができ、脱バインダー時間の短縮とともにR成分とバインダーとの反応や、成形体中に残留する炭素および酸素による磁気特性の劣化を防止でき、また、金型温度を100°C以下にできるため磁場中での射出成形時に大きな着磁電流を必要としない。
請求項(抜粋):
R(但しRはYを含む希土類元素のうち少なくとも1種)8原子%〜30原子%、Fe42原子%〜90原子%、B2原子%〜28原子%を主成分とする平均粒度1〜10μmの微粉末に、所定温度によりゾル・ゲル反応を起こす有機バインダーとしてメチルセルロースと水を加えて混練物となし磁場中で射出成形により成形体となし、該成形体を脱バインダー後に焼結することを特徴とする射出成形法によるR-Fe-B系焼結磁石の製造方法。
IPC (4件):
H01F 1/08 ,  B22F 3/02 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/053
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭60-184604
  • 特開昭64-028303
  • 特開平1-150303
全件表示

前のページに戻る