特許
J-GLOBAL ID:200903068169871670

アンテナ内蔵型受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-058600
公開番号(公開出願番号):特開平10-242876
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】アンテナ内蔵型の直接検波方式の受信機において、局発信号を出力するシンセサイザ4から空中に漏洩する不要信号が内蔵アンテナ1に回り込んで受信感度を低下させる問題を、シンセサイザ4にシールドを施すことなく解決する。【解決手段】シンセサイザ4に容量結合又は誘導結合させてその漏洩信号(雑音)を検出し、可変減衰器10と可変位相器11で、アンテナ1に直接回り込む雑音成分と同じ振幅,逆位相になるようにして加算器12に入力し、両方の雑音成分を相殺するように構成した。
請求項(抜粋):
ケース内に設けられた内蔵アンテナと、該アンテナの受信入力を増幅する低雑音増幅器と、該低雑音増幅器の出力をシンセサイザからの局発信号で直接検波する検波部と、該検波部の出力によって表示と鳴動を行う制御部とが備えられたアンテナ内蔵型受信機において、前記シンセサイザに誘導結合または容量結合させて局部発振周波数近傍の雑音成分を抽出する雑音検出部と、該雑音検出部の出力の振幅と位相が前記シンセサイザから直接前記内蔵アンテナに回り込む雑音成分と同振幅,逆位相となるように制御される可変減衰器と可変位相器と、前記アンテナと前記低雑音増幅器との間に接続され前記可変位相器の出力と該アンテナに回り込んだ雑音成分とを加算して雑音を相殺し前記低雑音増幅器の入力とする加算器とを備えたことを特徴とするアンテナ内蔵型受信機。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-086139
  • 電磁波障害除去方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-141543   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平4-086139

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