特許
J-GLOBAL ID:200903068171579200
脆弱性材料より成る工作物を迅速に切断するための方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
矢野 敏雄
, 山崎 利臣
, 久野 琢也
, アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, ラインハルト・アインゼル
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-064695
公開番号(公開出願番号):特開2006-150984
出願日: 2006年03月09日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】レーザ源と、複数のレーザ光線を結合若しくは集合ガイドして切断ライン上に集束させる手段と、レーザ光線を形成する手段と、レーザ光線と工作物との間で、200m/分までの速度の相対運動を生ぜしめて、熱機械的な応力を誘導させるための駆動装置とを有している、脆性材料より成る工作物を切断ラインに沿ってレーザ光線で迅速に切断する装置を改良して、微小亀裂、削り屑又は破片なしで、高い切断精度、輪郭の正確さ並びに迅速な切断を可能にする。【解決手段】複数のレーザ光線を集合ガイドする光学手段が、レーザ光線を集束させ、相次いで切断ラインにガイドするか、又はレーザ光線を集束させ、全部又は一部を重畳させて切断ラインにガイドして、工作物に高いレーザ出力が導入され、加熱された切断ライン区分を冷却するために流動性の冷却媒体を吹き付ける手段が設けられ、工作物の破壊強度を超えるまで熱機械的な応力が高められる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
脆性材料より成る工作物を、任意の輪郭を有する予め与えられた切断ラインに沿ってレーザ光線によって迅速に切断するための方法であって、以下のステップで、つまり、
レーザ光線を発生させ、
工作物を溶融させることなしに、前記ステップで発生させたこれら複数のレーザ光線を結合ガイドして、切断ライン上に集束させ、
それぞれのレーザ光線を、それぞれ、切断しようとする工作物の表面に焦点として作用するレーザ光線横断面を前もって規定された形状及び強度分布に相当するように、形成し、
切断ラインに沿ってレーザ光線と工作物とを、200m/分までの速度で相対運動させることによって、熱機械的な応力を誘導させる、
ステップで行う方法において、
前記ステップで結合ガイドされた複数のレーザ光線を相次いで切断ラインにガイドするか、又は前記ステップで結合ガイドされたレーザ光線を完全に又は部分的に重畳させて、切断ライン上にガイドし、工作物を溶融させることなしに、切断しようとする工作物に高いレーザ出力を導入し、次いで、加熱された切断ライン区分を冷却するために流動性の冷却媒体を吹き付けることによって、工作物の破壊強度を超えるまで熱機械的な応力を高めることを特徴とする、脆性材料より成る工作物を迅速に切断するための方法。
IPC (5件):
B28D 5/00
, B23K 26/38
, B23K 26/40
, B23K 26/073
, B23K 26/14
FI (5件):
B28D5/00 Z
, B23K26/38 320
, B23K26/40
, B23K26/073
, B23K26/14 Z
Fターム (16件):
3C069AA01
, 3C069BA08
, 3C069BB01
, 3C069CA03
, 3C069CA11
, 3C069CB03
, 3C069EA01
, 4E068AE00
, 4E068CA01
, 4E068CD05
, 4E068CE03
, 4E068CH08
, 4E068CJ01
, 4E068CJ08
, 4E068DB12
, 4E068DB13
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (2件)
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