特許
J-GLOBAL ID:200903068171925885

インクジェットプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-040944
公開番号(公開出願番号):特開平11-277722
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 通常最も利用頻度の高い記録媒体において、裏面の加熱装置から供給される熱を効率的に利用できる被印刷物加熱及び支持アセンブリを提供する。【解決手段】 ドラム16の円筒外面(表面)66には、使用頻度が高い被印刷物が支持される領域70を有している。この領域70からは、被印刷物により熱が奪われるので、他の領域よりより熱が逃げる。ドラム16の円筒内面(裏面)64において、前記の被印刷物支持領域70の裏側に当たる部分に、他の領域66,74より熱吸収率の高い領域76を設ける。加熱素子62からの熱は、前記熱吸収率の高い領域76から、より効率的に吸収され、被印刷物により奪われる熱を補う。一方、残りの領域78は相対的に加熱されないので、ドラム16の表面をより均一な温度とすることができる。
請求項(抜粋):
サーマルインクジェットプリンタであって、(a)フレームと、(b)加熱され、支持された被印刷物上にインク画像を印字するために前記フレームに取着されたプリントヘッドと、(c)前記フレームに取着される被印刷物加熱及び支持アセンブリと、を備え、前記被印刷物加熱及び支持アセンブリは、(i)加熱素子と、(ii)種々のサイズの被印刷物を一度に一枚支持するための被印刷物支持領域を備える表面と、前記加熱素子に面し、熱吸収する裏面とを有する被印刷物支持部材と、を備え、前記熱吸収する裏面は、前記表面の反対側に位置し、かつ前記表面上の前記被印刷物支持領域に対して中央に位置する熱吸収率を高めた領域を備え、また前記裏面の残りの部分に対して熱吸収率を高めた前記領域は、前記加熱素子からの熱の吸収を増大させるためにその面に熱吸収塗料の皮膜を有し、それにより、最も頻繁に印刷されるサイズの被印刷物を連続的に印刷するとき、前記裏面において相対的に不均一に熱吸収し、前記表面において相対的により均一で、十分な大きさで、しかも効率的な被印刷物加熱及び乾燥温度を実現するという利点をもたらすサーマルインクジェットプリンタ。

前のページに戻る