特許
J-GLOBAL ID:200903068174422817

エレベータの制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-033154
公開番号(公開出願番号):特開平5-310386
出願日: 1993年02月23日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 エレベータの横揺れを能動的に抑制することにより、乗り心地を改善する。【構成】 この発明のエレベータの制振装置は、乗りかごの昇降時に、ガイドレールの曲がり、レール継ぎ目の段差などが乗りかごを励振することによって生じる乗りかごの横揺れをかご室に取り付けた加速度センサによって検出し、その加速度を打ち消すようなアクチュエータの操作量を制御装置によって演算し、アクチュエータへ入力する。これによって、アクチュエータの多層の圧電素子が入力に見合った量だけの変位を起こし、横揺れを打ち消す方向に乗りかごを変位させて乗りかごに加わる力を抑え、乗りかごの横揺れを低減して乗り心地を改善する。
請求項(抜粋):
昇降路にガイドレールを備え、乗りかごの上下に揺動自在に設けたレバーそれぞれにガイドローラを回転自在に取り付け、スプリングによって当該ガイドローラが前記ガイドレールに当接して転動するように付勢した案内装置を備えたエレベータにおいて、前記上下の案内装置のいずれか一方のガイドローラの横方向の変位を調整するために、圧電素子を多層に重ねたアクチュエータを前記スプリングとガイドローラとの間に設け、前記乗りかごに横方向の振動加速度を検出する振動センサを設け、前記振動センサが検出する乗りかごの横方向の振動加速度を打ち消す方向に前記アクチュエータを変位させるために前記圧電素子に相当の電圧を印加する制御装置を備えて成るエレベータの制振装置。
IPC (3件):
B66B 11/02 ,  B66B 1/06 ,  B66B 7/04
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る