特許
J-GLOBAL ID:200903068177197407

頭頂部に耐損傷性に優れた硬度分布を有する高強度・耐損傷レール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-174807
公開番号(公開出願番号):特開平10-017995
出願日: 1996年07月04日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】レール頭頂部に適切な硬度分布を与え、レール頭頂部に疲労蓄積の局所的集中が起こらず、耐接触疲労損傷性に優れ、結果として軌道保守費を低減させることができかつ高寿命の高強度・耐損傷レールを提供すること。【解決手段】特定組成の鋼からなり、コーナ部及び頭側部の硬度がブリネル硬度でHB 341 〜405 であり、頭頂部における頂部中央から幅方向に20mm離れた位置での硬度がHB 341 〜405 であり、頭頂部中央部の硬度が、頭頂部中央から幅方向に20mm離れた位置の硬度よりブリネル硬度で10〜50低く、頭頂部中央と頭頂部中央から幅方向に前記20mm離れた位置との間の硬度は、頭頂部中央から幅方向外側に向けて単調に増加し、その間の部分の実際の硬度と、その間の部分の、頭頂部中央の硬度および頭頂部中央から幅方向に前記20mm離れた位置の硬度を直線で補間して得られた硬度との差がブリネル硬度で10以内である高強度・耐損傷レール。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.60〜0.85%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.5〜1.5%、P:0.035%以下、S:0.040%以下、Al:0.05%以下であり、残部がFe及び不可避的不純物からなり、そのコーナ部及び頭側部の硬度がブリネル硬度でHB 341〜405であり、その頭頂部における頂部中央から幅方向に20mm離れた位置での硬度がHB 341〜405であり、頭頂部中央部の硬度が、頭頂部中央から幅方向に20mm離れた位置の硬度よりブリネル硬度で10〜50低く、頭頂部中央と頭頂部中央から幅方向に前記20mm離れた位置との間の硬度は、頭頂部中央から幅方向外側に向けて単調に増加し、その間の部分の実際の硬度と、その間の部分の、頭頂部中央の硬度および頭頂部中央から幅方向に前記20mm離れた位置の硬度を直線で補間して得られた硬度との差がブリネル硬度で10以内である高強度・耐損傷レール。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/04 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/48
FI (4件):
C22C 38/00 301 Z ,  C21D 9/04 A ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/48
引用特許:
審査官引用 (1件)

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