特許
J-GLOBAL ID:200903068189109201

放電ランプの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-224630
公開番号(公開出願番号):特開平10-055757
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【目的】 電極間距離を一定にして、電極軸方向の偏芯を少なくすることによりバラツキの少ない放電ランプを提供できる。【構成】 先端面に、陰極を軸中心に案内する案内部11Aを備える陽極1を作り、先端に前記案内部に当接する先端部25Aを設けた陰極部材2を所望の電極間距離になる位置に切削部を設ける。更に、この電極にモリブデン箔3と外部リード4を溶接し、マウントを形成する。このマウントを発光管5に挿入して、案内部11Aに先端部25Aを当接させたままシールする。その後、発光管5に設けられた排気管6より破断棒7を挿入して、陰極部材2の切削部を破断し、陰極を完成する。更に、発光管5内にハロゲン化合物、水銀、希ガスを封入して、排気管6を封止する。
請求項(抜粋):
発光管内に、一対の電極を対向して具えたショートアーク放電ランプを製造する方法であって、一対の電極の一方の先端面に、対向する他方の電極を軸中心に案内する案内部を設け、該他方の電極の先端面に、該案内部に当接する形状の先端部を形成する電極加工工程と、完成した電極間に所望の電極間距離を確保すべく、少なくとも何れか一方の電極側に破断部を形成する破断部形成工程と、前記一方の電極の案内部に他方の電極先端部を軸中心に当接させた状態で発光管の両側を封止するシール工程と、その後に、前記発光管に形成されている前記排気管の先端開口から破断棒を挿入し、前記電極部材の破断部を破断させて切り離すことによって、発光管中に所望の距離に離間した一対の電極を形成する破断工程と、該破断工程において破断した破片を前記排気管より取り出す破片排出工程とを含むことを特徴とする放電ランプの製造方法。

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