特許
J-GLOBAL ID:200903068197908016

ヒートポンプ式給湯装置の除霜調節装置と制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-321350
公開番号(公開出願番号):特開2005-090785
出願日: 2003年09月12日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 ヒートポンプ回路を二回路持つヒートポンプ式給湯装置の場合、給湯中に除霜条件が成立してしまうと、場合により給湯能力が低下するという不具合が発生する。【解決手段】 ヒートポンプ回路を2回路持つヒートポンプ式給湯装置において、それぞれの蒸発器の出口温度から2つの蒸発器が除霜に入るまでの時間を推定し、その推定値が設定値より小さくなった場合に主制御部8へ信号を出力する除霜開始時間差判定部17を備え、この信号により、主制御部8が、各々の圧縮機を駆動する第1圧縮機制御部7と第2圧縮機駆動部9に正反対の指令(除霜が早く入る方の運転周波数を下げ、遅い方を上げる)を与えることにより、能力を一定に保ちつつ、除霜開始条件の成立を遅延させる事で、給湯中に除霜開始条件が成立することによる給湯能力の低下が発生する可能性を小さくする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1圧縮機、第1冷媒対水熱交換器、第1膨張弁、第1蒸発器、前記第1蒸発器用の第1ファンとを備えた第1ヒートポンプ回路と、第2圧縮機、第2冷媒対水熱交換器、第2膨張弁、第2蒸発器、前記第2蒸発器用の第2ファンとを備えた第2ヒートポンプ回路と、前記第1冷媒対水熱交換器と第2冷媒対水熱交換器で加熱した湯水を貯留可能とする貯湯タンクと、前記貯湯タンクと前記第1冷媒対水熱交換器と前記第2冷媒対水熱交換器とにより所望の湯水を供給する給湯回路とを備えたヒートポンプ式給湯装置において、主制御部からの信号により前記第1圧縮機と前記第2圧縮機をそれぞれ制御する第1圧縮機制御部と第2圧縮機制御部と、前記第1圧縮機制御部と前記第2圧縮機制御部と制御系全体とを制御する主制御部と、それぞれのヒートポンプ回路の除霜開始までの時間を推定し、その推定値が設定値以下かどうかを判定しその結果を前記主制御部に出力する除霜開始時間推定部とを備えたことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置の除霜調節装置。
IPC (2件):
F25B47/02 ,  F24H1/00
FI (4件):
F25B47/02 570M ,  F25B47/02 570A ,  F25B47/02 570D ,  F24H1/00 611R
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-090133   出願人:ダイキン工業株式会社

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