特許
J-GLOBAL ID:200903068198090653

弗素及びアルミニウム含有廃水処理におけるアルミニウム化合物注入量の制御方法及び弗素分除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 進二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331522
公開番号(公開出願番号):特開平6-015279
出願日: 1991年11月21日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 弗素含有廃水の弗素分(弗素イオン)除去処理において、アルミニウム化合物注入量を必要最小限に留め、更には処理水質の安定化も図る。【構成】 廃水弗素濃度分析計3からの弗素濃度信号により、必要アルミニウム濃度を予め定めた計算式又は乗算係数により算出し、この値から廃水アルミニウム濃度分析計4からのアルミニウム濃度信号を減算し、さらに廃水流量検出器1からの流入廃水流量信号を乗算する演算回路によりアルミニウム化合物注入量を演算出力して、反応槽6に該化合物を注入する。目標弗素濃度値と処理水の弗素濃度測定値との偏差の極性及びその大きさから補正乗算係数を間欠的に演算・修正しつつ該化合物注入量の制御を行い、処理水質の安定化を図ることもできる。
請求項(抜粋):
流入する廃水の流量を検出する廃水流量検出器、流入廃水の弗素濃度を検出する廃水弗素濃度分析計、及び流入廃水のアルミニウム濃度を検出する廃水アルミニウム濃度分析計を備えた弗素及びアルミニウム含有廃水から弗素分を除去する弗素分除去装置の制御方法において、前記廃水弗素濃度分析計からの弗素濃度信号により、弗素分除去に必要なアルミニウム濃度を予め定めた計算式又は乗算係数により算出し、この算出必要アルミニウム濃度から前記廃水アルミニウム濃度分析計からのアルミニウム濃度信号を減算し、更に前記廃水流量検出器からの流入廃水流量信号を乗算する演算回路によりアルミニウム化合物注入量を演算出力する弗素及びアルミニウム含有廃水処理におけるアルミニウム化合物注入量の制御方法。

前のページに戻る