特許
J-GLOBAL ID:200903068198260192

回転穿孔工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-293807
公開番号(公開出願番号):特開平8-127004
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 回転穿孔工具の切削屑の排出性を損なわずに主フルートの終端に達する手前の少なくとも1/2リードの範囲の剛性を高め、折損し難くする。【構成】 回転穿孔工具10は、円柱形のシャンク11とボデー12を同軸的に設け、ボデーの先端には、軸心に対して点対称位置に切れ刃13a,13bを設けている。ボデーには、切れ刃から続いて2条のフルート14a,14bが設けられている。フルートの終端部f0 の下側の1/2リード部(以下、f1 部と記す)にて、両フルートを互いに接近させて点対称位置より約35 ゚以上片寄って位置させる。または、f1 部にて両フルートを合流させる。これにより、f1 部に肉太部分y0 が形成され、f1 部の剛性が高められる。その結果、f1 部での疲労破壊の発生を抑制することが可能になり、折損し難く長寿命の回転穿孔工具が得られ、製品コスト及び工具交換のためのコストが大幅に低減された。
請求項(抜粋):
シャンクとボデーとを備えた棒状の回転穿孔工具であって、同ボデーの先端部の2〜4箇所に主切れ刃を設け、各主切れ刃に続いて同ボデーに主フルートを設け、同主フルートの終端部に達する手前の少なくとも1/2リードの範囲においては、各フルートを接近または合流させることにより肉部を片寄らせて肉太部を設け、同肉太部の形成範囲における曲げ剛性の最小値を最大値の89%以上としたことを特徴とする回転穿孔工具。
IPC (2件):
B27G 15/00 ,  B23B 51/00

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