特許
J-GLOBAL ID:200903068202865495
分光光度法により血液酸素添加を非観血的にモニターする方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
絹谷 信雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-581081
公開番号(公開出願番号):特表2003-532107
出願日: 2001年04月30日
公開日(公表日): 2003年10月28日
要約:
【要約】対象の組織に光信号を伝送し、組織を一度透過した光信号を透過率または反射率によって検知することが可能な近赤外分光光度(NIRS)検出器を用いて、対象組織内の血液酸素飽和度レベルを非観血的に決定する方法および装置を提供する。その方法は、(i)デオキシヘモグロビンに起因しうる減衰と;(ii)オキシヘモグロビンに起因しうる減衰と;(iii)対象組織内での光散乱に起因しうる減衰との和として光信号の減衰を決定するステップを含む。本発明によって、固定または一定光吸収生物組織成分に起因しうる減衰、および検出器の可変特性に起因しうる減衰を明らかにすることも可能である。波長の関数として差分減衰を決定することによって、組織の光散乱特性、固定光吸収成分、および測定装置特性に起因しうる減衰を、数学的に消去するか、またはデオキシヘモグロビンに起因しうる減衰およびオキシヘモグロビンに起因しうる減衰に対して最小化する。
請求項(抜粋):
近赤外分光光度検出器を用いて、対象組織内の血液酸素飽和度レベルを非観血的に決定する方法であって、 その検出器を用いて所定の第1強度で対象組織に光信号を伝送するステップであって、前記伝送光信号が、第1波長と、第2波長と、第3波長とを含むステップと、 光信号が対象を通して伝わった後に、検出器を用いて、第1、第2、および第3波長に沿って光信号の第2強度を検知するステップと、 所定の第1強度および第1、第2、および第3波長の検知された第2強度を用いて、その第1、第2、および第3波長それぞれの光信号の減衰を決定するステップと、 第1波長と第2波長との間の光シグナルの減衰差と、第1波長と第3波長との間の光シグナルの減衰差とを決定するステップと、 第1波長と第2波長との間の減衰差と、第1波長と第3波長との間の減衰差とを用いて、対象組織中の血液酸素飽和度レベルを決定するステップとを含み、前記検出器が、対象組織内で散乱する光信号から生じる光減衰を明らかにするために、検出器によって検知される対象組織に関する経験的データを用いて較正される方法。
IPC (3件):
G01N 21/35
, A61B 5/145
, G01N 21/27
FI (3件):
G01N 21/35 Z
, G01N 21/27 F
, A61B 5/14 310
Fターム (21件):
2G059AA01
, 2G059BB12
, 2G059CC16
, 2G059EE01
, 2G059EE02
, 2G059EE11
, 2G059EE12
, 2G059GG01
, 2G059HH01
, 2G059JJ01
, 2G059JJ17
, 2G059KK01
, 2G059KK03
, 2G059MM01
, 2G059MM14
, 2G059NN01
, 4C038KK01
, 4C038KL05
, 4C038KL07
, 4C038KM03
, 4C038KX02
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭63-024143
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特開平4-190141
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特開平3-118446
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